2016年6月4日土曜日

『世界から猫が消えたなら』

電車男や、デトロイトメタルシティー
寄生獣やバクマンなど、数々の映画をプロデュースして、ヒットさせてきた映画プロデューサーの川村元気さんのベストサラー小説が原作です。
ちなみに小説は、本屋さんの店員さんたちが選ぶ「本屋大賞」にもノミネートされました(≧∇≦)
主演は、佐藤健さん、他には、宮崎あおいさん、濱田岳さん、
佐藤健さん演じる主人公のお父さん役には、奥田瑛二さん、お母さん役は原田美枝子さんが演じていらっしゃいます。

主人公の30歳の郵便配達員の男性が脳腫瘍と診断されて、余命わずかだと宣告されるところから物語が始まります。
そして、そんな主人公のもとに彼にそっくりな悪魔がとつぜん現れるんです。
悪魔は、お前は明日死ぬんだけど、大切なものと引き換えに命をのばしてやる・・と言って、電話や映画、時計など、主人公にとって思い入れがあるものを悪魔は、次々と簡単にこの世界から消しちゃいます。

世の中でのいらないもの、なくなっていいものについて考えさせられたけど、


ないな、、、(^_^;)

なくなってしまえ・・と思っていたものは正直 あったんだけど(笑)
この作品を観て、よく考えたら、
なくなっていいものなんて何一つなくて、
自分は、かけがえのないものでできている
この世の中で、かけがえのない人やものたちによって生かされてるんだなぁと、、、。

そして、普段、あったりまえに思っていることが幸せなんだと、さまざまな角度から、
教えられる作品でもありました。
主人公の素敵な人達との思い出と共に、、、。

 
そして、久々に エンドロールでゾクっとするぐらいの感動がありました。
主題歌の「ひずみ」がこれがまたいい曲で、、、。
映画の最後をこの曲がしっかりと受け止めていて、やたらひきつけられます!
この曲でデビューした17歳のシンガーソングライターHARUHIにも今後、注目です^_−☆