2011年3月29日火曜日

映画 『シークレット』

春も近づいていますが、
ドキドキするような恋も一緒にやってこないかな?と
期待している私です。

そんな私が妄想力を超発揮して
観ている間、終始ドキドキだった作品が
韓国映画「シークレット」。

『セブンデイズ』の脚本家として知られるユン・ジェグが
監督・脚本を務めた作品です。

ストーリーは、殺人事件の現場で
自分の妻の痕跡を見つけた主人公の刑事が、
妻にかかわる証拠をもみ消していく一方で、
衝撃的な真実へと導かれていく・・
というもの。

主人公の刑事を、『約束』に出演していたチャ・スンウォン、
その妻役に日本でも人気だった
『ホテリアー』『オンエアー』でおなじみのソン・ユナ。
美男美女カップルが熱演しています。

ベッドシーンなど、男女の絡みはいっさいないのに、
あんなに官能的なのか不思議。
観ていて、ぞくぞくしました!!
(チャ・スンウォン、身長190センチほどの長身で、かなりかっこいい!!
私のイケメンリストの上位に即、ランクインしました。)


この映画を観る前に
「スリリングな展開から目が離せない、予測不能なサスペンススリラー」
という情報を聞いていたので、
私は、映画の冒頭から
「この人犯人じゃない?」
とか出演者を常に疑ってみていましたが、
最後の最後まで予測は、裏切られっぱなし。

エンドロールが流れた時、「まじで?」って思わず叫んでましたもん。

あなたは、この作品「シークレット」の
シークレット(秘密)の部分が見抜けるでしょうか?
(ヒント:女って本当に怖いわ。。)

この作品は、ストーリーに深みがあって、中毒的な要素がありますよ。
昨年末にDVDがリリースになってます。

ハッピーエンドの甘いラブストーリーに飽きた方、
こんなサスペンス恋愛ものはいかがですか?

2011年3月23日水曜日

映画 『女の子ものがたり』

ひなまつり。
仕事の帰りにデパ地下に寄ってケーキを買って帰り
一人で食べました。
(一人は正直さみしいか・・)

仕事でバタバタしていておやじ化する事はあっても
心はいつまでも女の子。
何となく桃の節句をお祝いしたかったのです。



女の子つながりで、一昨年に観た映画
「女の子ものがたり」を紹介したいと思います。
この作品は、漫画家 西原理恵子さんの
自叙伝的漫画を映画化したもので、
スランプに陥って漫画が描けず、日々ぐうたらな生活を送っている漫画家 
菜都美が主人公。

その菜都美を昨年「モントリオール世界映画祭」で最優秀女優賞を受賞した
深津絵里さんが演じています。












菜都美は、昼間っからビールを飲んで寝て、
犬の散歩をしてまた寝て、食べて寝てと繰り返しの毎日で、
漫画を描こうともしないでダラダラしっぱなし。

彼女の担当になった新米編集者が、そんな菜都美を見て
「先生、ともだちいないでしょ?」
という一言を言うんです。

その言葉がきっかけとなって、
菜都美がケンカ別れした昔の友達を思い出すところで、
彼女の少女時代、友人との時間が描かれていきます。

その中には、すさまじい女の子同士のケンカのシーンがあって
本気で殴り合っている姿から
お互いのお互いを思う気持ちが痛いほど伝わってきたし、
どうしても相手に自分の気持ちを分かってほしい、
かけがえのない大切な人だから何が何でも理解してもらいたい
という心の叫びが聞こえてきた気がしました。

人は、周りにいる愛のある人達に支えられているけど、
余りに近くにい過ぎて甘えからなのか、
大事なものを見失ってしまうこともある。

この映画は、そんな大切な人達を思いだして、支えにして
また一歩頑張って踏み出していける作品だと思います。

新米編集者が菜都美に言った「先生、ともだちいないでしょ?」の一言にも
ちゃんと「愛」は、あったんですよ。

この映画の中には、ロマンティックな男女のラブストーリーはないけど、
友だち、仕事仲間、親子間での様々な愛を感じられると思いますし、
ラストで流れるこの映画の主題歌 持田香織と原田郁子とおおはた雄一の
「タオ」の優しい音楽が大切な人と過ごした時間を
ゆっく~りとフラッシュバックさせてくれます。


思い出した大事な時間がきっとこれからの強い味方、
生きていく力となるはずです!

2011年3月10日木曜日

映画『プチニコラ』

昨年末、公開されたフランス映画の「プチニコラ」は、
観たら思わず笑顔になるほほえましい作品です。

主人公のニコラの笑顔を時々思い出すたびに、
思わずニヤリとしてしまうんです。

この作品は、
フランスで50年間ほど愛されている絵本の実写版で、
主人公のニコラは日本では「サザエさん」、
アメリカでは、「スヌーピー」のような国民的アイドル。

フランスの他にも、世界30ヵ国以上で絵本が翻訳されているので、
ニコラは、世界的に有名な小学生なんです!


そんなニコラは、天真爛漫でいたずら好きなおちゃめな男の子。
パパとママの事が大好きで、二人の役に立ちたいと頑張れば頑張るほど空回り・・・
いつも失敗ばかりして両親に叱られています。
でも、さすがに蛙の子は蛙というか、ニコラの両親も会社や家で失敗ばかり。

でも彼らの失敗の数々は、
私達の日常によくある事だったりするから共感や親近感がもてます。

ニコラの友達もやんちゃで個性的で、
日々、失敗や壁にぶつかりながらも根拠のない自信になんの疑いももたず、
どんな時も何事にも一生懸命とりかかって、毎日をとにかく楽しんでいる!!

私の場合、子どもの頃は、目の前にある事に純粋に向き合えたのに
年齢を重ねるごとに、あ~だこ~だと余計な事を考えたりしちゃって
物事をシンプルに考えられず、
いつも自分でややこしくしてしまっている事がよくあるんだけど
目の前にある事に純粋にのめりこめたあの頃の気持ちや
失敗を恐れないで突き進む事をニコラ達に教えられました。

そして、この映画の事を思い出す度にニコラ達のキュートな笑顔につられ、
口角がきゅっと上がって笑顔になります!!


もうすぐ4月、新年度も笑顔の多い日々となりますように!

2011年3月8日火曜日

映画『キス&キル』

今日は、昨年末に観たラブコメ『キス&キル』について
綴りたいと思います。


この作品は、お父さんがパイロットで
裕福な生活を送っているお嬢様が
家族で南フランスにバカンスにいった旅先で、
ある男性と恋に落ちて、スピード結婚するんですが、
実はその男性は、
元CIAの敏腕エージェントだったんです。

これが映画のオチではなく、ここからが物語のはじまりで、
夫婦で、とんでもない騒動に巻き込まれていく様子が面白おかしく
そして時には涙ホロリ・・・と描かれているんです。

主演は、最近のラブコメ映画には欠かせない存在になりつつある
キャサリン・ハイグルとデミ・ムーアのだんな様アシュトン・カッチャー。

アシュトン・カッチャーは、私的に超花丸をつけたい程のイケメン。
今回は、いつも以上に鍛え上げた彼の肉体に終始、胸キュンでした!

アシュトンは、有名人にドッキリを仕掛ける
アメリカのTV番組「Punk’d」にホストとして出演していた事があって
ドッキリが成功した時に
「してやったり」
とニヤリと笑うシーンがとても印象的だったんですが、
この映画でどんどん騙されていく私達観客の事を
陰でニヤリと笑っているでしょうね~。

「キス&キル」は、ラブあり、アクションあり、笑いあり・・・と純粋に楽しめる作品。
深い事を考えないで単純に楽しんで頂きたい娯楽映画です。

スクリーンに映し出されている事実を素直に受け止めて
思い切り楽しんでもらいたいです。


あと、ラブコメは、女性が観るものだと思っている男性がもしいらっしゃったら、
ぜひ、この作品観てみてください。ちょっと裏切られますよ。
(GWにDVDがリリースされるようです)

2011年3月1日火曜日

映画 『バーレスク』


先月まで公開されていたこの映画は昨年末に公開され、
私の中で2010年のベスト3に入る作品です。

世界的に人気のある実力派歌姫
クリスティーナ・アギレラが初めて映画に出演、
しかも主演という事でもとっても話題になり
そして、歌手として女優として40年以上のキャリアがある
シェールが出ていることにも注目が集まっていました。


私の友達の中には、公開中に4回も観に行った子もいるほど魅力的な映画です。

クリスティーナ演じるアリが歌って踊れるスターを目指して、
わずかなお金をもって田舎からロサンゼルスにやってくるところから
物語はスタートします。

ダンスと歌に自信があった彼女は、
LAでバックコーラスやダンサーの仕事を探すのですが、中々上手くいかない。
そんなある日、エンターテイメントのショーを行っている
「バーレスク」という名前のバーで、あるショーをみるんです。

女性ダンサー達が官能的にゴージャスに繰り広げるステージに魅了された彼女は、
自分もあの華やかな舞台に立つ事を目標に動き始めます。

「バーレスク」のオーナーでもあり、伝説の歌姫のテス(シェール)に、
ステージに出してくれと直談判するもあっさり断られた為、
まずは、ウエイトレスとして「バーレスク」で働きはじめ、チャンスを狙います。

やっとの事で何とかステージに立てる事になったアリに、
ある女性の悪だくみによるピンチが訪れますが、
アリは、そのピンチを最大のチャンスに変えていきます!

そのシーンは、すごく気持ちよく、観ていてスカッ~~~としました。

それにしてもどこにでもいるよね~。
誰かの成功を邪魔するやつって。


どの世界でも嫉妬はあると思うけど、どんな時にでも自分の実力が武器になる。
だから、人を妬んだり、羨ましく思う暇があったら
ひたすら自分を磨くしかないわね~~って私的に思ったのです。

頑張るぞ~~。

話は変わって
この映画の中でクリスティーナ・アギレラとシェールが魅せるステージは、圧巻!!
二人ともすばらしい歌声です。

中でも、ものすごい迫力に魅了されたのは、
お客さんも演者も誰もいないステージで、シェールが歌うシーン。

とある特別な日のリハーサルの為に歌うのですが、
深~い感情がこめられていたその歌声は、聴いていて体中がしびれました。


ぜひともあの歌声を聴いてほしい!!


ブロードウェイミュージカルとラスベガスの華やかなショーと
世界で活躍する歌姫のショーが一緒に観られるゴージャスな作品。

DVDは4月末にリリース予定なので、桜の時期が終わった頃かな。
桜が散ってしまった後も心にぱ~~っと花を咲かせてくれそうな華やかな映画です。