2011年7月7日木曜日

映画 『Paradaise Kiss』

ちょっと久しぶりに胸がキュ~ンとする映画を観ました。

男性の方の中には、このキュ~ンという感じ、
何だそれ?全くわからん・・・という方もいらっしゃると思います。
この胸キュンの感じをわかりやすく説明する方法を考えてはいるのですが、
見つかりません。

大好きな人を思い出したりする時、胸の奥がキューンとするあの感覚・・・
としか言えません。
ごめんなさい(苦笑)


話は戻りまして、この映画「Paradaise Kiss」は、
「NANA」などの人気漫画でおなじみの漫画家
矢沢あいさんの人気コミックを
映画化したものです。


北川景子さん演じる女子高校生の紫が、
ファッション業界を目指す人が通う専門学校(矢澤芸術学院)の学生から、
彼らの学園祭のショーのモデルにスカウトされたところから
物語は始まっていきます。

そこから、今まで進路に悩んでいた紫の人生が変わっていくんです。

紫をモデルにスカウトした学生の仲間に小泉譲二、通称ジョージ(向井理)っていう
ハンサムガイがいて、もれなく紫も好きになってしまうんだけど、
ありゃ、紫じゃなくても女の子だったらジョージに惚れる子多いと思うわ~。

とにかくめちゃくちゃかっこいいんです!!!

外見も乗ってる外車も住んでる高級マンションも、
小泉譲二っていう芸能人みたいな名前も何もかも素敵すぎる!


でも紫がジョージの事を好きになったのは、
芸能人みたいな名前でも、外車に乗ってて、
高級マンションに住んでる事でもなく、
デザイナーとして天才的な才能を持ってて、
華やかな世界にいても
地にしっかり足がついているところだと思う。


ジョージは紫に、彼女にはちょっと耳が痛い事をズバズバ言います。
でも、そのジョージの一言、一言が紫を変えていくんです。

自分自身納得していない今の自分を変えてくれる人、
私だったら魅かれるな~。
あんな人、どこかにいないかなぁ~~~~?

紫は、ジョージと出会う前、
ずっと片思いしていた男の子がいたんだけど、
彼も紫の事が好きだってわかった時には、
紫の気持ちはすでにジョージにうつってた。
紫と両想いになれそうでなれなかった男子。残念。。。。



でも、わかるな~~。
ジョージのように、掴みどころがなく、自由にヒラヒラしている人、
魅力的にうつるんだよね。

一緒にいると自分を未知の世界に連れて行ってくれる感じがしてワクワクしちゃう。

実際に、紫はジョージに可能性を見出してもらって、
新たな道に向かって歩き出せたし。

でも、そんな二人がLOVEな関係になれるかって?

それはそう簡単にはいかないから、
スクリーンの中の2人の恋の行方をみている間、
胸がキュンキュンしっぱなしでした。

完全に紫になりきってたね。私。

映画オリジナルで描かれた最後のシーンがまた、いいんだわ~~。
大好きな人にあんな風にしてもらいたい。
願望と妄想が膨らむわ(笑) 

胸キュンしたい人、ぜひとも観てみて!

2011年7月1日金曜日

映画 『お家をさがそう』



現在公開中の「お家を探そう」は、
バートとヴェローナという仲のいいカップルが
間もなく生まれてくる2人の赤ちゃんと
3人で住む家を探す為に
あちこちを旅する姿が描かれている作品です。




バートとヴェローナは、2人の赤ちゃんが生まれてきたら、
バートの両親にいろいろ助けてもらうつもりで、
両親が住んでいる街にわざわざ引っ越してきたんだけど、
実は、両親は遠くに移り住むという事を知って、
親の力をあてにしていた2人は、ガックリ!!
(はなから親の力をあてにしている2人の姿は、
アラフォーになった今も両親に助けてもらっている私とかぶりました。)

でも、あてがはずれても、基本的に他力本願な2人はめげませ~~ん。

自分達家族がこれから先、落ち着いて住める場所を探そうと決めて、
2人の家族や親せき、友人が住んでいる土地を転々と廻る旅に出かけたんです。

あてにしていたバートの両親にはふられたから、
その代わりの人達を探して赤ちゃんの面倒をみてもらうんじゃないだろうね~??
そんなんで親になって大丈夫かい?って
親になった事もなく、基本、他力本願な私が心配しちゃいました。


バートとヴェローナはどこか頼りないんだけど、
2人はとにかくとっても仲良しで、みているだけでほほえましい。

ケンカなんかめったにしないけど、2人にも1つだけ問題が・・・

これから2人の赤ちゃんが生まれてくるけど、2人は結婚していないんです。

結婚して法的にもれっきとした家族になりたいと願っているバートと
結婚という形に疑問をもっているヴェローナは、そこだけ意見が違って、
たまにすれちがってしまいます。

2人は30歳を過ぎているんだけど、バートは定職についていないんです。
たま~にかかってくる電話で
ビジネス関係?の相談にのるとかいう仕事をしているよう。
ヴェローナも彼がどうやって収入を得ているかよくわからないんです。

いずれにしても、ヴェローナが結婚を望まないのは、
バートの仕事のこととは全く関係ないようです。

私は、彼女は「結婚」という形より人生を楽しく歩んでいける
パートナーと巡り合えるかという事にこだわっていたと思うんです。
だから、彼女はバートという最高のパートナーに
もう巡り合えたから結婚なんてどうでもいいんじゃないかな。

これからますます増えていくと思われる
新しいパートナーの形というのを見せてくれています。

人生の中で最も大事な選択 「結婚」に対しての考えが違った2人だけど、
家を探していく中で自分探しをして、お互いのことももっと深く理解して、
受け止めることもできるようになっていくんです。

2人の家探しの旅は、自分探しの旅でもあり、
新しい命を受けいれる準備期間だったんだと思います。


あなたもこれからの人生についてちょっとでも迷う時があったら
少し気分転換でもするような感じで気楽にみてみて下さい。

この先、自分がどうしたいのかがわかるかもしれないから。