2011年12月29日木曜日

映画 『ニューイヤーズ・イブ』



この映画を観る前に予告を見て、
もの凄く魅かれたんです。

わずか2分ほどの映像で
私の心のトキメキボタンを押した理由の1つは、
ハリウッドで主役級の大勢のスター達が登場している事!



ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー
ヒラリー・スワンク、ジェシカ・ビール、
アシュトン・カッチャー、ザック・エフロン、
サラ・ジェシカ・パーカー、ジョン・ボンジョビ
などなど総勢20名ほど。

みんなそれぞれ年齢もバラバラだけど、
一つだけ共通しているのは、
みんな、彼らの事を知らない人はほとんどいないほどの
スターだという事。

そんなスター達が大勢集まっていて、
しかも新年へのカウントダウンを数時間後に控えたNYを舞台に
同時にいくつかのストーリーが展開していくという内容。

これだけでも面白そうなのに、
予告の映像では、ジョン・ボンジョビが
女性に強烈なビンタを食らったり(しかも2回も!)
妊婦の女性が「破水した~~」とだんな様と共に大騒ぎしたり、
何?何?とわずか2分ほどの映像に
すっかり引きこまれてしまいました!

本編を実際にみて、
予想を上回るほどの作品に大満足でした。

大晦日に、新年を迎える前にやり残した事、
やっておきたい事と奮闘する
8組の様子が描かれているんですが、
その様子を通して、この作品には、
「今年最後の日に1年の失敗や後悔を振り返り、
  今、必要な一歩を踏み出せば、
 新しい年がきっとチャンスをくれる」
というメッセージが込められているように
私は、感じました。

私自身、
天災など私達にはどうにもならない事以外は、
自分次第で何だってできる!
どんなに辛い事があっても
自分の気持ち次第で人生を輝かせることができるんだ・・・と
この映画からのメッセージに背中を押してもらいました。

2012年、キラキラ輝く1年にするためにもぜひともご覧下さい!


2011年、心動かされたいい作品が沢山ありましたが、
私の今年のナンバー1はこの作品となりました!

2012年、勇気を出して、一歩、二歩、三歩踏み出して、
キッラキラ~な1年にしたいな~~~☆彡

来年もよろしくお願いします!!

2011年12月24日土曜日

映画 『永遠の僕たち』




「MILK」や「グッドウィル・ハンティング/旅立ち」の監督 
ガス・ヴァン・サントの「永遠の僕たち」が
先日、公開になりました。





この作品の感想を一言でいうならば、「何かいい!!」
とにかく何かいいんです。
観た人にとっては、
このざっくりとした「何かいいね・・」という感想を
少しでも納得してもらえると思うのですが、
観てない人にとっては、何がいいのかさっぱりですよね。

主演の少年・少女にとても透明感があって、
作品全体的の澄んだ空気感がなんともいえず、
心地いいんです。


生と愛を描いたこの作品のストーリーをちょっと紹介すると、
主人公の少年イーノックは、
交通事故で両親を亡くし自らも臨死体験をして以来、
生きることに希望を見出せなくなってしまっていたんです。

そんなイーノックは、時間があると
見知らぬ人の葬儀に遺族の顔をして
のぞいて回っていました。

彼には友達はいません。
唯一の話し相手は、臨死体験以降、
彼にだけ見える幽霊のヒロシだけ。

ヒロシは、第二次世界大戦で戦死した特攻隊員で、
加瀬亮さんが熱演してます。

イーノックは、ある日のぞいた葬儀で
少女アナベルと出会います。
明るく人生を思い切り楽しんでいるようにみえる彼女は、
実は、病魔に侵され、余命わずかだったのです。
残された時間をとにかく自分らしく楽しく過ごしたいと願う彼女のために、
イーノックは、彼女の余生を一緒に楽しんでいくんです!!

私は幼い頃、「死」を想像すると急に怖くなって、
泣いて、両親を困らせたりしていました。
大人になってからも、自分の死を想像するだけで怖かった!

でもこの作品は、死への恐怖を取り除いて、
生の素晴らしさを感じさせてくれます。
今を大切に生きていれば、その後のことなんて何も心配しなくていい。。
というメッセージを送ってくれているようです。

やさしくてかわいくて、ほのぼのとした空気感の
この作品をみて感じた何かいいね・・・は、
きっとあなたの人生の何らかのスパイスになるはずです!

2011年12月16日金曜日

映画 『50/50』



いきなりですが、
あなたが突然ガン宣告をされて、
自分の生存率が「50/50」だと知ったらどうします?

大親友や家族、恋人の生存率が
「50/50」だと知ったら?



いきなり質問ばかりでごめんなさい。

もし、わたしだったらあわてふためいて
とんでもない行動をおこしてしまっていたかもしれません。

この作品を観るまでは。


この作品は、ラジオ局に務める27歳の男性が
突然、ガンを宣告されるところから始まる物語です。

自分の生存率が「50/50」と知ってから、
病気の自分自身と戦い、仕事や家族、
友達とどのように向かいあっていたかなどが
描かれています。

私は、ガンを宣告された主人公のアダムの親友、
カイルに心底ほれました!

カイルは、病気の親友 アダムを慰めたり介抱するどころか、
彼の病気をネタにして女の子をナンパしたりして、
やりたい放題!

こいつ、超サイテーっと思ったけど、
彼は全然最低じゃなかった。

むしろ、最高!!


それが明かされるシーンでは泣けてきて、
本当に大切な人を大事にするってそういう事なんだなと
実感させられました。

もう、見せかけの友情や愛など、おさらば~ですよ。
これからは、本当に大切な人との時間を大切にしたくなります!!

実は、この作品の脚本家 ウィル・レイサーが
自らのガン宣告、闘病生活をエピソードにまとめあげたのが、
この「50/50」なんです。

そしてウィルの闘病中を支えた親友は、
カイル役を演じているセス・ローゲンです。

実際にこの作品の役と同じ立場を経験したセスの姿は、
本当にあたたかい。

ガン宣告された男性を主人公に
コメディータッチで描いたこの「50/50」
ユーモアあふれる内容のなかに詰め込まれた、
あたたかさ、生きる希望、人生とは・・・というスパイス、
劇場でた~くさん感じてきてください。

2011年12月13日火曜日

映画 『マネーボール』

20代の前半にブラットピットが出ていた映画
「リバー・ランズ・スルー・イット」を観て以来ブラピのファンに。

とにかく彼の顔や醸し出す雰囲気が大好きで、
大好きなブラピが出ているだけで満足でした。




前置きが長くなりましたが、
この「マネーボール」を観た時、
これはブラピじゃないといけないと思ったし、
彼は、本当に素晴らしいと思いました。




「マネーボール」は、元プロ野球選手のメジャーリーグの
ゼネラルマネージャーが「マネーボール理論」に基づいて、
優秀な選手を雇えない貧乏弱小球団から、
世間が大注目する強いチームへと変貌させていった
実話を映画化したものです。

ブラピは、その主人公の男ビリーを熱演しています。

彼は、新しい理論を取り入れる為に、
多くの敵をつくり闘うことになるんですが、
どんな事があっても自分の信念を曲げません。

チームが良くなる事と愛する人や大切な人たちを守るために、
彼がすべき事を信じて突き進んでいくんです!!

私は、誰もやっていない事に挑戦したりする事に臆病でいて、
いつも誰かの背中を追っかけてばかりいました。

誰から何を言われても強い信念を持って
先頭を進んでいくビリーの後ろ姿は本当にたくましく、
その背中についていきたいとさえ思いました。

これをやればチームは必ずよくなるという信念を貫き、
チームのスタッフや多くの人に理解してもらう為に
いろんな人に真正面からぶつかっていく彼の熱意や
離れて暮らす娘の事を思う姿に心を奪われました。

主人公のビリーとそのビリーを演じているブラピの2人に感動!

個人的には、今後、ブラピに
今回のような汗と涙がその人の努力を証明してくれるような
サクセスストーリーや愛情深い親子の物語に出演してほしいです。


「マネーボール」は、現在、公開中!!

2011年12月10日土曜日

映画 『クロサワ映画』





この映画のタイトルを聞いた時
あの映画の巨匠黒澤明監督絡みの作品を
想い浮かべる人も多いかもしれない。



ですが、このクロサワとは、
お笑い芸人、森三中の黒沢かずこ。

彼女を中心に、女性芸人達が演じる
女子たちの恋模様が綴られているのが、
このクロサワ映画なんです!


TVで頻繁に見かける女芸人、
黒沢かずこ、椿鬼奴、光浦靖子、大久保佳代子。

この4人は、「女芸人」という言葉が世の中に浸透してきた
今の時代をつくった女性芸人の中に必ず含まれる。

でも、彼女たちと同じように人気のある女性芸人の中でも
特にこの4人は、愛だの恋だののイメージが全くないどころか
ワイドショーでも恋愛ネタをきいたことがなく、
恋愛に縁がなさそう。
(ごめんなさい)

でも、彼女達と同じような状況の私にとっては、
とても勇気づけられる存在に間違いありません。

この「クロサワ映画」を観た後にも心の中に数々の変化が・・・


以前は、今ぐらいの時期、クリスマス前が憂鬱で、
イブやクリスマスに仕事が入ったら内心ホットしてました。

でも、今は、そんなクリスマスを
今のありのままの自分、環境で
思いきり楽しもうとしている自分がいるんです。

もちろん歳を重ねるごとに、いろいろな事がわかってきて、
寂しさを楽しさに変えてきたつもりだったんだけど、
どこか無理があったと思う。

そんな私は、周りからみたら、ただの痛い人だったかも?

「クロサワ映画」の中で実名で登場している彼女達は、
傷ついてボロボロになる事もあるけど、
仕事に恋に友情に常に一生懸命に突き進んでいく姿は
めちゃくちゃかっこいいし、気持ちいい!!

それに観た後、やたら元気になってる自分に笑えてきました。
鼻歌唄いながら家まで帰ったのは久しぶり(笑)

せつない恋に悩んでいる友達も誘って、
みんなで楽しくみてもらいたいです!!

映画 『ラブ アゲイン』



先月、11月22日はいい夫婦の日でした。

お互いに感謝の気持ちを伝えたり、
形にして贈り合う日だそうですが、
独身の私が夫婦間で大切な事を
口にしてもリアリティーがないし、
正直、私にはわからない。


でもこの作品「ラブ アゲイン」に
大切な人を想うことについて
何らかのヒントが詰まっているのでは?
と思います。


主人公の40代の中年男性 キャルは、
安定した仕事、マイホーム、高校時代からの恋人だった美人妻、
かわいい子ども2人に恵まれて、
一般的に理想的な生活を送っていたんですが、
そんな安定した生活にあぐらをかいていたのか、
男としてはまったく魅力のない
イケてない中年男性になっていた事に
気づいていなかったんです。
最愛の妻が浮気をして離婚を考えている事を知るまでは。

撃沈した彼はバーで、
あるスーパー遊び人のいい男 ジェイコブに出会い、
ジェイコブから服のセンス、女性のくどき方などを学んで、
たちまち、いい男になっていくんですが、
奥さんを取り戻したいと思う一心で
自分を変えようと必死に頑張ってきた彼の努力は
報われるんでしょうか?

そんな中、キャルの13歳の長男が
17歳のベビーシッターに恋をしますが、
ベビーシッターは、ある男性を愛していて、
その男性は、実はキャルだったりするのでややこしや~~~。


ここまで書いたらネタバレだって??


心配しないでください。
ここまでは、ただのあらすじのようなものです。
もっとびっくりする事があるんです。

ちょっとだけ言いたい!!
いいですか?

100発100中の超遊び人のモテモテ男 ジェイコブに
彼が本気になる相手が現れるのか、
仮に現れたとしたらそれは誰なのか・・・
という所もポイントです。

ハチャメチャ、バタバタ喜劇のようなだけど
どこか温かいこの作品を観て、
感じる事、思う事、人それぞれだと思いますが、
登場人物たちの恋愛を観て、
自分の恋愛で盲点になっていたことなどがみえてくるかも。

話は変わりますが、
私は、遊び人男 ジェイコブに扮していた俳優の
ライアン・ゴズリングに一目ぼれ。

めちゃ、かっこいい~~~。

前からかっこいいとは思っていましたが、
この作品では特に超かっこいい。
ハリウッド女優からもモテモテみたい。

目の保養にもおすすめです(笑)

映画 『スクリーム4 ネクストジェネレーション』

前にも書いたけど、私は幽霊や化け物が出てきたり、
次から次へと人が殺されていったり、
とにかく怖い映画は、あまり得意ではないんですが、
この作品は、ものすごく怖いのに
作品のストーリー展開や内容に魅かれました。

でも、ホント身体中、ゾクゾクしっぱなしで怖かった~~。

この作品を観た日の夜、この映画の夢をみて、
夢の中でも怖かった事、今も覚えています!


「スクリーム」は、96年にアメリカで公開され、ヒットし、
その後、2と3が公開されました。

3でラストだとほとんどの人が思っていたそうなんですが、
それから11年経って、今回の作品「スクリーム4」が誕生したんです。

あなたは、「スクリーム」シリーズをご覧になったことあります?

私は、1~3は、まだ観てないんですけど、
ご存じない方のために私が知っている事をちょっとお話しますね。


カリフォルニア州のウッズボローという田舎町で、
白いマスクを被った殺人鬼による連続殺人事件が起こります。

ある日、突然携帯電話に見ず知らずの人から電話があり
「好きなホラー映画は、何だ?」
などとクイズを出され、
答えられなければ目の前で大切な人が殺される。

見ず知らずの人から電話がかかってくると
誰かが殺されていくんです。

だから、登場人物の誰かの携帯電話の着信音が鳴る度に
恐怖をよぶというストーリーなんです。


主人公の女子校生 シドニーの母親をはじめ
彼女の周りの人が次々と殺されていく中、
彼女は電話の声の主と思われる犯人と闘っていくんですが、
そんなシドニーが成長する姿も1~3でみられるようです。

今回の4では、シドニーが彼女の周りの人が
次から次へと殺害されていった自らの辛い事件を小説にし、
小説家として成功して故郷のウッズボローに
戻ってくるところから物語がスタートします。

それは、新たな残虐な事件の幕開けでもあったんです。


想像を絶するラストにはびっくりさせられて、
その後も考えれば考えるほどじわじわとくるあの恐怖感。

人間が持つ残虐な心の中の怖さって最高の凶器です。
最後に究極の怖さ、奥深い恐怖を味わいました。

人が次々と殺害され、残虐なシーンの連発で、
目をそらす箇所も多々あるけど、
それよりも先が全く読めないストーリー展開に
いつのまにかすっかりハマっていました。

微妙に他のホラー映画を絡めていたりして、
内容がすごく斬新です。
とっても新しい「楽しめるホラー作品」だと思います。

こういうホラー作品だったら怖がりの私でも十分楽しめる!!

でも、こわいよ。
怖がりの人は、そこそこの覚悟が必要です(笑)

この作品を観た後、
携帯電話の電話帳に登録されていない番号からの着信に
かなりびびりました。

これから、1~3を観るところです!