2016年1月23日土曜日

『クリード チャンプを継ぐ男』

この作品は、シルヴェスター・スタローンを一躍スターにした「ロッキー」シリーズの新たな物語です。

スタローン演じるロッキーのライバルで盟友だったアポロ・クリードの息子さん アドニス・ジョンソンが主人公で、ロッキーは、彼を支える師匠役として登場します。
主人公のアドニスを演じるのは、ハリウッドでネクストウィルスミス言われている マイケル・B・ジョーダンです。
「クロニクル」にも出ていた20代後半の俳優さんなんですが、
彼の鍛え上げられた肉体美にやられます(≧∇≦)
ほぼ8カ月、休みもなしにウェイト・トレーニングをして体を鍛え上げたそうです。ボクシングのシーンでは、彼はプロボクサーだったのではないかというぐらいの動きをみせていますし、なんの変哲もないシンプルなトレーニングウェアも彼が着るとすごく素敵にみえるんですよ ^_−☆

私はロッキーシリーズはみていないんですが、この作品で、これまで伝説的に語り継がれていた「ロッキー」の作品の凄さがわかりました。
現在公開されている「スターウォーズ」と同じように全く新たな目線でも楽しめるし、往年のファンにとってはたまらないシーンも結構あると思います。
ロッキーが飼っていたというカメも出てきますよ^ ^
この作品の監督と脚本を担当したのは、ロッキー4が公開された後に生まれたライアン・クーグラーという方なんですが、この監督、実は、この作品が2作品目となるこれからの監督さんなんですね。
そんな若手監督と主人公を演じた若手俳優をロッキーで一世を風靡したスタローンが劇中でも映画作りの点においても支えています。
歴史ある素晴らしいものと新しいものの融合が上手くできている作品だと思います。
ストーリーもすごくしっかりしていて、主人公のアドニスのお母さんだったり、恋人や対戦相手やまわりのサポートメンバーに関しても丁寧に描かれているのでとてもわかりやすいし、感情移入しやすくて 劇中、ちょくちょく泣きました。
ロッキーがアドニスに対して言う愛のある言葉の数々は、私たちの日々の生活の中で、ここぞという頑張りが必要な時にきっと力をくれると思います。 
ものすごくいい映画でした。
まだ公開中ですので、ぜひ観てもらいたいです!!