2016年2月17日水曜日

『残穢 住んではいけない部屋』

小野不由美さんのホラー小説「残穢」を映画化した作品で、竹内結子さん、橋本愛さん、佐々木蔵之介さん、そして今、大人気のイケメン俳優、坂口健太郎さんなどが出演しています。
竹内結子さん演じるミステリー小説家の元に彼女の小説の読者から手紙が届く所から物語は始まります。
送り主は、女子大生で、その手紙には、「今、住んでいる家でおかしな音がする・・」というような事が書かれていたんです。
読者が体験した奇妙な体験談を小説にするという仕事をしていた竹内さん演じる小説家は、女子大生と一緒にその音の正体はなんなのか探っていきます。
いろいろ調べていくうちに女子大生が住んでいる部屋の前の住人が自殺をしていたり、心中や殺人などの事件を起こしていたことがわかっていくんです。
そして、それぞれの事件を調べているうちに想像もしなかった事実にいきついていく・・・というストーリーになっています。
ホラー映画につきものの女性の叫び声や悲鳴・・ってのがほとんどないし、
派手な演出に驚いたり、パニックになったりするシーンも全然ないので、
従来のホラー映画がお好きな方にはものたりないかもしれませんが、
私は、すごく面白かったです(≧∇≦)

映画を観ている間も怖いんですけど、
観終わった後、時間の経過と共に怖さが増してくるんです。じわじわとくるんですよ。((((;゚Д゚)))))))
尾を引く怖さですね 。
劇中でおこる奇妙な事が、現実にあってもおかしくないようなものだったので、夜中、家で、何か物音がすると、映画とリンクづけしちゃって、考えれば考えるほど怖くなってきました。
目でみたり、耳で聞かせたりしてあっと驚かせる手法ではなく、ストーリーの内容で、感じさせられる恐怖、ぜひ 劇場で体感してきてください!!