2016年3月26日土曜日

『セーラー服と機関銃』

先日、「セーラー服と機関銃ー卒業ー」を観たあと、オリジナルが観たくなり、鑑賞しました。
1981年の12月に公開された薬師丸ひろ子さん主演のこの作品も赤川次郎さんの原作を映画にしたもので、当時は、真田広之さん主演のアクション映画「燃える勇者」と2本立て上映でしたが、翌年の邦画ランキングで1位になりました。
二本立て、懐かしい(≧∇≦)
当時、私が小学生の時は、二本立て、三本立てというのがあたり前で、映画を観に行くのも1日がかりでした^_^;
この作品は、父親を事故で亡くし天涯孤独になった女子高生の星泉が、
遠い血縁に当たる弱小暴力団「目高組」の四代目を継ぐことになり、
4人の子分と共に対立する暴力団と戦っていくというストーリー。
当時、私は小学生。
その時は、ヤクザの組がどうのこうのは、全く理解できてなくて、自分とわりと歳の近い女の子が主役で、
その女の子が自分の身近にいる男性と女性がエッチしているところを目撃しちゃうシーンだけよく覚えています^_^;
過激なラブシーンを連れてってくれた父の隣で観てるのが恥ずかしかった事、今でも鮮明に覚えています  (^^;;
当時、薬師丸ひろ子さんが自分と同じ子どもに見えたのに、
35年ぶりにみた印象は、すごく大人っぽい!!
すごく純粋な透明感があって、あどけなさの中で、ふと感じる大人の色気、、、。
大物の予感 プンプン!!
彼女を見つけてきた人は、ホントにすごいですね!!

なんせ、35年ぶりにみたんで、
今更ながらいろいろな気づいたこともいくつかあって、柳沢慎吾さんと光石研さんが薬師丸ひろ子さんの同級生の高校生役で出てたり、、、出演されている俳優さんの中で今、大物俳優さんになられた方も数人いらっしゃいました!
当時33歳の柄本明さんは、外見が違いすぎて、最後までわからなかったなぁ(笑)

渡瀬恒彦さんが役がめちゃめちゃカッコいい^_−☆
渡瀬さんが演じた男性も含めて、
この作品では、自分が守るべき大切なものは、命をかけてでもなんとしても守り抜くような男性たちの生き様が印象に残りました。
義理、人情の世界で生きた男たちの男気は、リアルタイムで観た時は全く感じなかったけど、今、しびれました(≧∇≦)

同じく、当時全く気にもしなかったラストシーン、
薬師丸ひろ子さんが歌うセーラー服と機関銃の曲がバックに流れる中、彼女が演じる 星 泉がセーラー服姿で街を歩くんですが、風でスカートがあんなに
あがるのとか、制服になぜか赤いピンヒールで、清純さに加えられた色気が彼女をより、艶っぽく見せてました。
17歳の女子の色気、恐るべしです。
私と同世代で、まだ観た事がない方や内容を忘れてしまった方に、ぜひ観てもらいたいです。
時代的に懐かしい部分もありますし、
いろんな気づきや発見があって
楽しめると思います!

ちなみに、私は、
目高組の組員がトルコに行った話をするシーンで、外国のあのトルコという認識で観てたら、つじつまが合わなくなって話がわからなくなったんだけど、よく考えたら、当時、トルコとは、、、
あーいう場所の事、そう呼ばれてたと気がついて、しっくりきたんです(笑)

気になった方、観てみてください*\(^o^)/*