2015年11月13日金曜日

Photosynthegraph


Radio i時代からの友人の現代芸術家の清水陽子さんが名古屋で個展を開いていたので行ってきました!
彼女は、科学と芸術を融合させているアーティストなのですが
毎回、個展に行かせてもらうたびに彼女の引き出しの多さに びっくりぽんです^_−☆ 


毎回、毎回、新たな感動と発見がある陽子さんの個展は、いつもすごく楽しみです(≧∇≦)


彼女は、国内外のいろんな展覧会に次から次へと出品したり、時には講演をしたり、
個展を開いたり、、、と、
普段、どれだけ忙しいかを知っているだけに
今回の個展で彼女と日頃の研究の成果と作品の数々をみた時、思わず、寝てないよね?って聞いたぐらい
いつも以上にとても手の込んだものでした。

今回は、科学と芸術を融合する実験的な展覧会シリーズ「Art Lab」の第2弾「Photosynthegraph」Photosynthegraph(フォトシンセグラフ)は、陽子さんがphotosynthesis(光合成)とphotograph(フォトグラフ)を組み合わせた言葉で、光合成印刷を表しているそうです。


今回は、生命の仕組みがテーマで、生きた植物を使って光合成によるグラフィック印刷を行います。

ギャラリー内に設置された植物ラボには、植物の葉っぱに印刷用フィルムを取り付けて育成させるんです。


日光や植物工場用LEDを照射することによって葉緑体はグラフィックパターンに沿って光合成を行うんですって。
ピンク色に見える照明は光合成を促進する植物工場LEDです。




LEDライトも含めて会場内は、おしゃれなファッション関係のお店みたいな雰囲気ですごくかわいい!




会場には、葉っぱに星だったりストライプ柄や文字や言葉が印刷されたアートも展示されていましたが、まさに実験中のものをみる事ができました。私も葉っぱに印刷用フィルムをつける作業を体験させてもらいました。


光にあてることで好きな言葉や模様に印刷できるかと思うとワクワクしました^_−☆ 

あの時、フィルムをとりつけたものたちは、今どんな感じになってるんだろ?

また、見せてもらう機会が楽しみ(^○^)


 

陽子さんの実験や作品は、普段中々見ることがない自然現象や法則をアートとして鑑賞することで地球上には新しい表現の可能性が無限に存在することに気づかせてくれます。