2011年3月23日水曜日

映画 『女の子ものがたり』

ひなまつり。
仕事の帰りにデパ地下に寄ってケーキを買って帰り
一人で食べました。
(一人は正直さみしいか・・)

仕事でバタバタしていておやじ化する事はあっても
心はいつまでも女の子。
何となく桃の節句をお祝いしたかったのです。



女の子つながりで、一昨年に観た映画
「女の子ものがたり」を紹介したいと思います。
この作品は、漫画家 西原理恵子さんの
自叙伝的漫画を映画化したもので、
スランプに陥って漫画が描けず、日々ぐうたらな生活を送っている漫画家 
菜都美が主人公。

その菜都美を昨年「モントリオール世界映画祭」で最優秀女優賞を受賞した
深津絵里さんが演じています。












菜都美は、昼間っからビールを飲んで寝て、
犬の散歩をしてまた寝て、食べて寝てと繰り返しの毎日で、
漫画を描こうともしないでダラダラしっぱなし。

彼女の担当になった新米編集者が、そんな菜都美を見て
「先生、ともだちいないでしょ?」
という一言を言うんです。

その言葉がきっかけとなって、
菜都美がケンカ別れした昔の友達を思い出すところで、
彼女の少女時代、友人との時間が描かれていきます。

その中には、すさまじい女の子同士のケンカのシーンがあって
本気で殴り合っている姿から
お互いのお互いを思う気持ちが痛いほど伝わってきたし、
どうしても相手に自分の気持ちを分かってほしい、
かけがえのない大切な人だから何が何でも理解してもらいたい
という心の叫びが聞こえてきた気がしました。

人は、周りにいる愛のある人達に支えられているけど、
余りに近くにい過ぎて甘えからなのか、
大事なものを見失ってしまうこともある。

この映画は、そんな大切な人達を思いだして、支えにして
また一歩頑張って踏み出していける作品だと思います。

新米編集者が菜都美に言った「先生、ともだちいないでしょ?」の一言にも
ちゃんと「愛」は、あったんですよ。

この映画の中には、ロマンティックな男女のラブストーリーはないけど、
友だち、仕事仲間、親子間での様々な愛を感じられると思いますし、
ラストで流れるこの映画の主題歌 持田香織と原田郁子とおおはた雄一の
「タオ」の優しい音楽が大切な人と過ごした時間を
ゆっく~りとフラッシュバックさせてくれます。


思い出した大事な時間がきっとこれからの強い味方、
生きていく力となるはずです!