2011年2月12日土曜日

映画 『洋菓子店 コアンドル』

バレンタインにむけて
デパートなどにもバレンタイン限定商品が登場して、
思わず自分に買っちゃいたくなるような
魅力的なチョコやスイーツが勢揃いしてます!

そんなバレンタインの直前、
映画「洋菓子店 コアンドル」が公開。
おいしそ~なスイーツが山ほどでてきますよぉ。


主演は、江口洋介さんと蒼井優さん。

戸田恵子さんがお店のオーナー役、
そして、常連客の役として
加賀まりこさんが出演しています。


蒼井優さん演じる
鹿児島でケーキ屋の娘として育った主人公のなつめは、
パティシエになる夢を持って上京した恋人を追って

彼が働いていると聞いていた東京の洋菓子店「コアンドル」を訪ねます。

「コアンドル」で食べたケーキの
今まで食べた事がないおいしさに魅かれたなつめは、
オーナーの下でパティシエ修行をする事に。

実家がケーキ屋でケーキ作りを手伝っていた彼女でしたが
有名店である「コアンドル」で働くには力およばす四苦八苦します。

仕事に対しての常識、礼儀など知らなくて
自分の思った事をパンパン言い放ち
天真爛漫というかちょっとKYなところもあったなつめですが、
人の気持ちを考えるようになったり、
超有名なパティシエになる!という熱い信念をもちながら
社会人として、パティシエとして必死に努力をしていくんです。

そんな彼女の姿を近くでみていた人達は、
心を動かされ癒されていきます。

中でもコアンドルのオーナーの元同僚で、
伝説のパティシエと言われた十村さん(江口洋介さん)は、
ある事故をきっかけにケーキを作る事をやめてしまって
二度とケーキは作らないと堅い決心をしていたんですが、
そんな十村さんの気持ちもなつめによってどんどん変わっていくんです。


私がなつめぐらいの20代前半の時は、
人生は甘いものだと思ってました。

その時からあんまり成長していないのか、
今でも壁にぶつかったり、難しい問題に直面すると、
すぐ逃げ出そうとする「逃げ癖」がついてしまってます。

でも、蒼井優さん扮するなつめのがむしゃらな頑張りと
江口洋介さん演じる伝説のパティシエの勇気ある新たな一歩、
そして、コアンドルのお店の人達のこれでこそプロの仕事
という仕事ぶりをみて、襟を正すような思いです。

そして、周りにいる「スーパー厳しい人」こそ
よき理解者である事を改めて認識しました。


疲れている時や凹んでいる時に甘いスイーツを食べると、
何だかほっとする事ありません?

観終わった後にそんな気分になる映画です。