2016年3月2日水曜日

『MAD MAX怒りのデスロード』

先日、行われたアカデミー賞で作品賞など10部門にノミネートされていた「MAD MAX怒りのデスロード」は、衣装デザイン賞、美術賞など、今年度のアカデミー最多の6部門で授賞しました!!

ここ日本では昨年の6月に公開されて、現在、DVDやブルーレイもリリースされています。
ご存じの方も多いと思いますが、1979年に公開がはじまった「マッドマックス」「マッドマックス2」それから「マッドマックス サンダードーム」とこれまで3作でしたが、最後の作品が公開になってから30年経って、4作目が公開になりました。
今作の主演は、これまで主演を務めたメル・ギブソンに代わって、トム・ハーディー。
彼は、レオナルド・ディカプリオ主演の「レヴェナント 蘇りし者」にも出演していて、助演男優賞にノミネートされました。

そんなトム・ハーディー主演のこの作品は、資源が底を突き荒廃した世界が舞台。
愛する人も生きる望みも失って荒野をさまよっていたトム・ハーディー演じるマックスは、砂漠を牛耳る悪党の一団に捕らわれてしまうんです。
そんな彼は、ひょんな事から悪党のボスに仕えている女戦士や彼に囚われていた彼の妻たちと手を組むことになり、強大な勢力をもっている悪党のボス達と戦っていくんです。
広大な砂漠で繰り広げられるカーチェイスやド派手なアクションは、スピード感と勢いと迫力に圧倒されますし、とてもROCKです!!

ものすごいカーチェイスと戦いが行われている中、ギターをかき鳴らしている人がいたり、劇中に内田裕也さんが出ていてもおかしくないほど、とてもロッケンロールな感じなんです(≧∇≦)
劇中、次々と出てくるかっこいい改造車やバイクなど、好きな人にはたまらないだろうな。
私は、主人公の絶望の中での生きる力にエネルギーもらいましたっ!!
今回は、女性がかなりフィーチャーされていたので、共感できる箇所が結構あったし、
砂漠で男性達に負けずに闘う女性達は、 とても美しくてかっこよかった!
劇中の女性たちは、化粧っけもなく、素顔に近い状態でしかも、顔はすごく汚れているのに、なんであんなにキレイなんだろうと思うぐらい彼女達は、砂漠できらきら輝いていました!!
かよわさの裏に隠された底力は、いざとなったら男性より強いかも・・・と思ったぐらい(^^;;
女戦士を演じたのは、私は最後までわからなかったけど、シャーリーズ・セロンでした。セックスシンボル的存在でもある彼女は、アカデミー賞 授賞式には、真っ赤な超セクシードレスで出席していましたが、
今回の作品では、セクシーさは、封印していて、髪の毛は、超短髪で一見男性のように見えるとても頼りになる男らしい女性を演じているんですが、その姿が主役のトム・ハーディーよりかっこよかったです!!
その他、出演している美しい女性達は、レニー・クラヴィッツの娘やエルヴィス・プレスリーの孫やビクトリアズシークレットでエンジェルとして活躍していたモデルなど、美女そろいです。
彼女達の美しさと強さにも注目してください。
ラストシーンの
シャーリーズ・セロンとトム・ハーディの何気ない目配せに胸がキューンというか、ズキュンとやられました(^_−)−☆