未曾有の大震災から5年が経った今日、刈谷市の夢と学びの科学体験館のプラネタリウムの夜間特別投影「星空とともに」をみてきました。
「星空とともに」は、
仙台市天文台が製作したプラネタリウム番組で、震災が起こったあの日の夜の星空と、その夜空を見上げた人たちの想いを星空と朗読で綴ったものです。
5年前のあの日の夜、仕事から帰って、
TVで観た現地の映像に、実際に起こっていることだと中々思えないぐらいのショックと衝撃を受けたのに、あの時の気持ちを時間が経つごとに少しずつ忘れている自分がいる、、、、。
忘れてはいけないことを忘れない1日に
しようと、目に焼き付けてきました!
大震災が起こった日の夜空は、
街が停電していたこともあって、
空気が澄んで星がものすごく綺麗に輝いていたそうです。
地上では、とんでもない事が起こったのに、無情にも星は、こんなに綺麗なんて、、、と、何だか悲しくなった人もいれば、一瞬にして帰らぬ人になってしまった大勢の人たちが道に迷わず天国に行けるように星たちが輝いて、その道を照らしてくれているんだと思った人、
灯りが消えた街に唯一の明るい光だった満天の星空を見て希望を持った人たち、、、
あの日の星空は、大勢の人たちにとって特別なものだったようです。
満天の星空を見た子どもたちは、
わぁ、プラネタリウムみたい、だとか、綺麗だなぁ、、と笑顔になっていたそうです。
その子どもさんの笑顔を見たあるお母さんは、こんなに悲惨な事が起こった時でも楽しいものや嬉しいものに素直に反応するこの子達を何が何でも守っていかなければと思ったそうです。
プラネタリウムの番組中、
その朗読とともに、アンパンマンのマーチが場内に響き渡りました。
それを聴きながら、
愛と勇気をもって守るべきものや
自分たちが、今できる事、するべき事を改めて心に刻みました。
願うだけではなくて、行動こそが大切。
忘れてはいけない事を忘れない日々を過ごしたいと思います。