2015年12月3日木曜日

『エベレスト 3D』

 

結構前の話になっちゃいましたが「エベレスト3D」を観ました。

タイトル通り、あの 世界最高峰の山 エベレストが舞台です。

1996年の5月に起きた遭難事故で8人の方が亡くなったわけですが、その時の事が描かれています。

演じるのは、今までに沢山のハリウッド大作に出演してきたハリウッド俳優達で、ジェイソン・クラークやジェイク・ギレンホールや

「アバター」で主役を務めた サム・ワーシントンも出ています。

そして登山隊の中心人物の奥さん役でキーラ・ナイトレイも出演しています。

実際に起った出来事を映画にするという事で、出演者たちは、

その時の登山隊のメンバーや残された家族たちと会って話を聞いたりして

役に挑んだんだそうです。そして、登山技術の訓練をして いくつか山にも登ったそうです。

普段、撮影する時には、5つ星ホテルや俳優1人1人に与えられる

豪華なトレーラで過ごす事に慣れている彼らは、

撮影中は、実際にエベレスト登山隊のような極寒での過酷な状況で

生活しなければいけなかったので大変だったようなんですが、その経験がリアリティーとして作品にいかされているようです。

ハリウッド俳優達が体を張って挑んだだけあって、観ている側も実際にその場にいるかのような気分になる迫力があります。

ネパールのカトマンズにある8848mのエベレストがどれだけ神秘的で魅力的なのかって事をこの作品で知ったわけですけど、

人の生死をこの山が握っているかと思うとすごく怖いと思ったし、

自然の恐ろしさを思い知りました。

登山家の人達は、山の怖さを知っているからこそ万全の準備を重ねて登るわけだけど、山の怖さを熟知している人でさえも山の突然の変化やハプニングには、どうしようもないし、ちょっとした判断ミスが命取りになるし・・・。


だからこそ、エベレストには世界最高峰と言われる魅力があるのかもしれませんね。


この作品は、今から20年ほど前の5月に起ったエベレストでの遭難事故の様子が描かれていますが、その時に難波康子さんという日本人の方もいらっしゃいました。彼女の役を演じている 日本人女優の 森尚子さんは

愛知県出身でいらっしゃるそうです。10時間以上も雪に埋まりながら撮影した体当たりの彼女の演技にも注目して頂きたいです。

 

まだ公開してますよ!