2015年9月20日日曜日

『アンフェア the end 』

内容は、ご存じの方も多いと思いますが、刑事だった父親を誰かに殺された

篠原涼子さん演じる雪平夏見が、父親が誰に、なぜ殺されたのかを突き止める為に刑事になった彼女が、警視庁捜査一課でいろんな事件に携わりながら父親が殺された事件を追及していくという物語です。

この完結編では、謎の権力組織に関連するデータを入手した雪平夏見が黒幕に狙われながらも組織の存在を暴く術を模索しつつ、戦っていく様子が描かれています。

彼女の元に協力者が次々とやってくるんですが、私は、こいつは信じていいんじゃないか、いやいや、あきらかに怪しいとか、もしこの人が最終的に裏切ったら、もう誰も信じられないな・・・とかいろいろ頭の中で考えながら観てましたよ。

私が信じた人が実は裏切りものだったり、逆に絶対に裏切ると思っていた人が雪平の事を命がけで守ったりしたので、私は人の見る目がないのかと落ち込んだりもしました(苦笑)

あなたの見る目はどうでしょうかね?

アンフェアシリーズでいつも雪平が言うように、世の中、フェアな事なんてないのかもしれないけど、どんな状況でも信じられる人は絶対にいると思えるそんないくつかの場面に救われました。

アンフェアな事が多い世の中だからこそ、信念を最後まで貫いたり、真実とちゃんと向き合うことが大切だというメッセージがこめられていると思います。雪平夏見は最後までかっこよかったし、ドラマが始まった時から雪平の娘役を演じている 向井地美音ちゃんは、現在はAKB48で活躍しているんですが、子役から高校生になった彼女の成長ぶりをみて、ドラマが始まってから10年ほど経過した事をリアルに感じさせられました。

アンフェアが始まった当初、雪平のロングコートに憧れて私も買ったっけ^^;