2013年3月29日金曜日

CINEMA『コドモ警察』

ようやくスタッドレスタイヤともおさらばしました。
まだちょっと寒いけど、サクラの花も咲いて本格的な春がやってきたね~。
春は、卒業、入学、入社、決算などなど、
悲しい別れやワクワクする出会いもあれば、膨大な仕事量に押しつぶされたり、
私の中で春はいろんな意味で忙しいイメージなんですが、みなさんはいかがです?


私も何かと気ぜわしい中、目の前にある事を1つ1つ必死に頑張っておりますが、
そんな中、今の忙しさを忘れ、心からのんびりホッとした気持ちになったのは、
現在公開中の映画『コドモ警察』を観た時です。
鈴木福くんをはじめ、家政婦のミタで大ブレイクした本田望結ちゃんなど個性あふれる子役たちが刑事として活躍する物語で、
もともとTVドラマからスタートしたものが映画化されたんです。



20代~50代のエリート刑事たちが、犯罪組織レッドヴィーナスを追っている際に彼らの罠にハマリ、特殊ガスを吸わされてコドモにされてしまったのです。
身体はコドモなんだけど、中身は大人で、しかも彼らはエリート刑事だったので、
小学校に通いながら、特殊捜査課で引き続きレッドヴィーナスを捕まえる為に奮闘するんです。
昭和の時代の刑事ドラマ「太陽にほえろ」や「西部警察」を彷彿させるようなシーンやセリフが満載!
福くんは、50歳のデカ長、大沼茂役を演じていますが、舌ったらずな口調での
石原裕次郎さん的なセリフには、なんとも言えないギャップがあってハマります。
特に恋人役の吉瀬美智子さんとのキザなやりとりは必見ですし、
コドモになったデカ長に思いっきり甘える吉瀬さんの姿もこれまたたまらないです。
実際には子役たちが、コドモにさせられた大人たちを演じているわけですが、
この子たち、中身はこの映画の設定どおり、20代~50代なんじゃないか・・・って思うほど、大人で、酸いも甘いも知ってる感じに思えてくる!
20代~50代の役を違和感なく演じられるコドモってすごくないですか?
子役達の行く末が恐ろしくもあり楽しみ~(*^_^*)
コドモばかりの特殊捜査課の中での唯一の大人で新米刑事役の勝地涼さんと
コドモたちのボケ、ツッコミ漫才みたいなやりとりにもクスっと笑える箇所が満載です。
私が特にハマったのは、上地春奈さんと本田力さん。
彼らは、コドモ刑事の一人を一時的に親として預かる夫婦役を演じていますが、
この2人の夫婦漫才的なやりとりが、いい意味でばかばかしくて笑えて、
最高に楽しいです。
この映画に出てくる人、みんな一生懸命で熱いんですが、
熱さゆえに空回りしているところとかがすごくユニークで笑えます。
日頃の悩みや難しい問題、疲れを一切忘れて、純粋に楽しめる作品だと思います。
ドラマは既にDVDリリースされてますよ。
映画は、現在公開中です。