この映画を観て、新たにイ・ビョンホンのファンになったという人
いっぱいいるだろうなぁ。
実はここにもいる、そういう人(笑)
イ・ビョンホンは、この映画の中で2役を演じていますが、
確かに外見は同じだけど、同じ人が演じているとは思えない程、
全く別のタイプの2人を見事に演じ分けています!!
日本では、2・16から公開がスタートしたんですが、
韓国では昨年公開され、興行成績が韓国映画の歴代3位になったほど、
大ヒットしたそうです。
韓国でのアカデミー賞にあたる「大鐘賞」では、史上最多の15部門で受賞したんですって。
そして、ハリウッドスター達にも絶賛されているというこの『王になった男』は、1600年代、王位をめぐる権力争いで混乱していた時代が舞台となっていて、朝鮮王朝15代目の王 光海の命を狙う者がでてきていた事から、自分の影武者を探すよう、信頼できる忠臣に頼んだところ、忠臣が光海に瓜二つの道化師、ハソンを連れてきたんです。
そんな矢先、光海が毒をもられて倒れ、治療の間、ハソンが彼の身代わりになる事に。
でもこの真実を知っているのは、数百人が仕える宮中でわずか数人なので、
他の人にすぐにバレやしないか、いつバレるのか・・って見ている私は、もうひやひやものでした。
ハソンは、光海の身代わりで王になった当初は、忠臣に言われた事を守り、彼らの言うとおり、光海の真似をしていたんですが、徐々に王として国政や民衆に対して深く考え、人々が暮らしやすい国にするため、自分の意見を言い、国の制度などを変えていこうとするんです。
今のこの世にこんなリーダーがいたらいいなと思うほど、彼は、国民思いの理想的な王でした。
そして、そんなハソンの理想的な王の姿とハソンを演じているイ・ビョンホンを重ねて、彼もきっとハソンみたいな人だろうと、
この人はきっと世の中を変えてくれると・・・
作品を観た後、そういう期待の目でイ・ビョンホンをみてしまっています(*^_^*)
この作品「王になった男」で王の代わりになったハソンがみせてくれたのは、
代わりはいないその人だけしかできないもの。
私は、彼の姿をみて、彼のように自分だけしかできないもの、自分だからできる事をやっていき、誰かの心に残る人でありたいと思いました。
人は、人生の中で仕事場でもどこでも与えられたポジションで、
与えられた事、やるべき事だけをやっていればその役割は果たした事になるけれど、与えられた事だけしかやっていなければ、残念ながら自分の代わりなんていっくらでもいるんですよね~。
誰にも代わりはできない人になるには、それはもう大変だと思いますが、
ハソンにかなり影響をうけちゃいました。頑張るぞ!
この映画は、内容、出演者など全てに魅了されたとにかくいい作品です。
韓国映画、時代劇、韓流スターなどすべての垣根をとっぱらって
純粋に多くの人に見てもらいたいです!!