アーティストの友達とランチをして、
美術館に打ち合わせに行く彼女と別れた後、時間があったので
最近、アートに触れてないな・・・と思って、愛知県美術館で開催中のピカソ展「ピカソ、天才の秘密」を観てきました。
ピカソの事、ほとんど何も知らないので、友達のすすめもあって音声ガイドの機械を借りて観る事にしました。
音声ガイドのナレーターは、池田秀一さん。
ガンダムのシャアの声をはじめ、沢山のアニメや映画、海外ドラマの吹き替えや大河ドラマのナレーションなどもしていらっしゃる方です。
温かみのある声で、そしてとても味があって、池田さんの声に導かれるようにピカソの世界に入りこむ事ができて、芸術が全くわからない私でもピカソの人生や彼の作品が少し理解できたと思います。
ピカソの子どもの頃に書いた作品も展示されていましたけど、
子どもが書いたとは全く思えないものでしたし、彼の作品を観ていると、常に変化があって、作風が全く違って同じ人が書いたとは思えない!!
ピカソが自身の作品の事を日記のようなものだと言ったらしいんですが、
作品で、彼が当時、どんな生活をしていて、どんな友達や恋人がいて、何に興味があったのかがわかるものにもなってます。
ピカソの親友が自殺した後、彼は、暗い青い色を主に使って、
貧しさや社会に見捨てられた人などをテーマに絵を書いていた時代があったそうなんですが、その時代の作品たちは、絶望や悲惨さの中にも温かみが感じられてすごく気になりました。
少年時代、青の時代、バラ色の時代など、ピカソが歩んだ人生を彼の作品を通じて知ることができます。
3月21日まで開催されています。
ぜひ、音声ガイドと共にピカソの世界、楽しんできてください(^◇^)