2015年11月11日水曜日

『俺物語』

別冊マーガレットで連載された漫画が原作の
「俺物語」を観ました。
身長2m 体重 120Kgほどのごっつい高校1年生の男子が主人公で、
その男子、 剛田猛男を鈴木亮平さんが演じています。
鈴木さんはこの役を演じるために30Kg体重を増やした事でも話題になりました。
32歳の鈴木さんが高校1年生の役を演じるのはかなり無理があるんじゃないかと思ったんですけど^^;主人公の猛男は、同級生と一緒にいても親戚のおじさんぐらいにみられるというような設定だったので全く違和感なかったです。
朝ドラ「花子とアン」でヒロインの花子のだんなさんを演じた時のさわやかな鈴木さんの面影は全くなくて、スクリーンの中では、人間離れしたまるでゴリラのようなごっつい強面の男子でした(笑)
この猛男、高校生離れした体格や顔がこわいという事もあって誤解されがちなんだけど、正義感が強くて困った人をほっとけない、すごく優しい奴なんです。男性にはとにかくモテるんですけど、不器用な性格なんで本当の性格を表にだす事ができないから、女子にはひたすら怖がられて全くモテないんです。
猛男には、子どもの頃からの大親友がいるんですが、彼は超イケメンで、昔からめちゃめちゃモテるので、猛男が好きになった女の子はみんなもれなく好きになっちゃうんですね、、、(^^;;
学校一のイケメンの大親友は、女の子には見向きもせずにずっと猛男と一緒にいるんです。
ある日、2人が一緒にいた時に、チンピラに絡まれている女子高生を猛男が助けたことをきっかけに猛男はその女子に一目ぼれしちゃうわけなんですが、そこから猛男と猛男の親友と猛男が好きになった女子高生のややこしや~の3人の関係が描かれています。
言葉が足らない為に勘違いしたり、気持ちがすれちがったりするんだけど、
そこに私のようなおせっかいなお見合いおばさんみたいな人がいて、あれこれ世話をやいたら、彼らは、悲しい気持ちになったり、苦しんだりすることもなかったと思うけど、誰かを好きになって、悩んだり、苦しくなったりするのが青春ですよね。
好きな人を想う気持ちをパワーにものすごく頑張っちゃう所や頑張れちゃう気持ちに共感したし、主人公やヒロインのように不器用ながらも誰かを一生懸命恋する姿って、みてても気持ちがいいし、応援したくなるし、
できるなら高校生にもどってあんな風に誰かを好きになったり、好きになってもらいたいなぁなんて思っちゃいました。(o^^o)
主人公の猛男を含めて主な登場人物がみんないい人すぎるくらいいい人たちばかりなので、みていてとっても気持ちがよくて、すがすがしい気分になれた作品でした。
思いきり笑ってスカっとしますしね。
エンドロールで流れる槇原敬之さんの「No.1」の歌詞にもあるように
今までで一番素敵な恋をしたくなるような映画でした。
マッキーがこの映画のためにリアレンジした
「No.1」最近ヘビーローテです^^;


好きだぁ!!!