映画を観た後、この作品とは、出会うべくして出会ったんだ・・・
と実感することが多い私。
この『ヤング≒アダルト』なんてまさにそう。
仕事も恋も上手く言っていないバツイチのアラフォー女子 メイビスが
自分がとっても輝いていた頃の輝きを取り戻すべく、
当時、付き合っていた彼とヨリを戻そうと奮闘する様子が綴られているんですが、
元彼・・・といっても、
彼には愛する妻と誕生したばかりの赤ちゃんがいるんです!
物語は、彼女が高校時代に付き合っていた彼と結婚した奥さんとの間に子どもが生まれて、
その「誕生パーティー」へのお誘いメールがメイビスの元に届いた所から始まります。
どうやらメイビスはそのメールを観た瞬間、どこかにカチっと火がついたみたいで、
そこから、猪突猛進!
すぐさま、元彼が住んでいる彼女の故郷に帰って、
あの手この手で元彼を取り返そうとして、
その後、大騒動を巻き起こすんですが、、、
そんな彼女の様子、姿、何もかもがめちゃめちゃイタい。
でも、私の心も痛かったぁ。
まるで自分の姿を観ているようで。
妻子ある元彼を取り戻そうという発想以外は、メイビスに共感できるところ、多かったな。
故郷では、見栄をはって、
今の自分の仕事や生活についてちょっと盛って話しちゃうところとか(苦笑)。
今の生活がなんだかな~・・・という時に
何もかも上手くいっていた時代を思い出して、
あの時代に戻りたいな~。って、思っちゃったり、
当時付き合っていた彼はどうしているかな?
あの時は幸せだったなぁ・・・とか過去の思い出についつい浸ってしまう。
上手くいっていた時の事を懐かしむというのは、
メイビスのように、輝いていた自分を取り戻したいという気持ちのあらわれで、
今の自分を認めたくない自分がいるんだろうな。
あなたはそんな時ありますか?
少しでも心当たりのあるみなさん!
映画の中で、メイビスが体を張って私達をスカッ~と気持ちよくさせてくれますよ。
彼女の行く末を自分の姿と重ね合わせながら
ぜひ見守ってほしいです☆彡
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