2011年4月7日木曜日

映画 『悪人』

『悪人』のDVDが先月リリースになりました。





この作品は、罪を犯してしまった人と
その周りの人の様子を繊細に描いた作品です。





罪を犯した主人公の男性、彼を愛してしまった女性、
彼の家族、殺された女性、女性の両親・・・・というように
一つの罪について、さまざまな人の思いがものすごく細かく綴られていて、
その人達の思いが私の頭の中をぐるぐる回って離れないのです。

それぞれの人の気持ちにこんなに感情移入した映画は過去にないかも。

昨年、「モントリオール世界映画祭」で
深津絵里さんがこの作品で最優秀女優賞を受賞しましたが
国境を越えて、多くの人がこの映画に心を打たれたのがわかります。
そして、最後の最後まで見逃せません。

あと、犯人役を演じた妻夫木聡さんの変貌ぶりには、驚きました。

妻夫木くんといえば、
彼がドラマ「ウォーターボーイズ」に出演していた時のような
さわやかなイメージがあったのですが、
あんな妻夫木くん、初めてみました。


彼が演じた「ゆういち」は本当に悪人なのか?



受け取り方も感想も人それぞれだと思いますが、
答えは、私達の心の中にあると思います。

登場人物それぞれの人の目線から、何度も観たい作品です。
映画を観た後、そう思ったのでリリースになったDVDでも観てしまった。

2011年3月29日火曜日

映画 『シークレット』

春も近づいていますが、
ドキドキするような恋も一緒にやってこないかな?と
期待している私です。

そんな私が妄想力を超発揮して
観ている間、終始ドキドキだった作品が
韓国映画「シークレット」。

『セブンデイズ』の脚本家として知られるユン・ジェグが
監督・脚本を務めた作品です。

ストーリーは、殺人事件の現場で
自分の妻の痕跡を見つけた主人公の刑事が、
妻にかかわる証拠をもみ消していく一方で、
衝撃的な真実へと導かれていく・・
というもの。

主人公の刑事を、『約束』に出演していたチャ・スンウォン、
その妻役に日本でも人気だった
『ホテリアー』『オンエアー』でおなじみのソン・ユナ。
美男美女カップルが熱演しています。

ベッドシーンなど、男女の絡みはいっさいないのに、
あんなに官能的なのか不思議。
観ていて、ぞくぞくしました!!
(チャ・スンウォン、身長190センチほどの長身で、かなりかっこいい!!
私のイケメンリストの上位に即、ランクインしました。)


この映画を観る前に
「スリリングな展開から目が離せない、予測不能なサスペンススリラー」
という情報を聞いていたので、
私は、映画の冒頭から
「この人犯人じゃない?」
とか出演者を常に疑ってみていましたが、
最後の最後まで予測は、裏切られっぱなし。

エンドロールが流れた時、「まじで?」って思わず叫んでましたもん。

あなたは、この作品「シークレット」の
シークレット(秘密)の部分が見抜けるでしょうか?
(ヒント:女って本当に怖いわ。。)

この作品は、ストーリーに深みがあって、中毒的な要素がありますよ。
昨年末にDVDがリリースになってます。

ハッピーエンドの甘いラブストーリーに飽きた方、
こんなサスペンス恋愛ものはいかがですか?

2011年3月23日水曜日

映画 『女の子ものがたり』

ひなまつり。
仕事の帰りにデパ地下に寄ってケーキを買って帰り
一人で食べました。
(一人は正直さみしいか・・)

仕事でバタバタしていておやじ化する事はあっても
心はいつまでも女の子。
何となく桃の節句をお祝いしたかったのです。



女の子つながりで、一昨年に観た映画
「女の子ものがたり」を紹介したいと思います。
この作品は、漫画家 西原理恵子さんの
自叙伝的漫画を映画化したもので、
スランプに陥って漫画が描けず、日々ぐうたらな生活を送っている漫画家 
菜都美が主人公。

その菜都美を昨年「モントリオール世界映画祭」で最優秀女優賞を受賞した
深津絵里さんが演じています。












菜都美は、昼間っからビールを飲んで寝て、
犬の散歩をしてまた寝て、食べて寝てと繰り返しの毎日で、
漫画を描こうともしないでダラダラしっぱなし。

彼女の担当になった新米編集者が、そんな菜都美を見て
「先生、ともだちいないでしょ?」
という一言を言うんです。

その言葉がきっかけとなって、
菜都美がケンカ別れした昔の友達を思い出すところで、
彼女の少女時代、友人との時間が描かれていきます。

その中には、すさまじい女の子同士のケンカのシーンがあって
本気で殴り合っている姿から
お互いのお互いを思う気持ちが痛いほど伝わってきたし、
どうしても相手に自分の気持ちを分かってほしい、
かけがえのない大切な人だから何が何でも理解してもらいたい
という心の叫びが聞こえてきた気がしました。

人は、周りにいる愛のある人達に支えられているけど、
余りに近くにい過ぎて甘えからなのか、
大事なものを見失ってしまうこともある。

この映画は、そんな大切な人達を思いだして、支えにして
また一歩頑張って踏み出していける作品だと思います。

新米編集者が菜都美に言った「先生、ともだちいないでしょ?」の一言にも
ちゃんと「愛」は、あったんですよ。

この映画の中には、ロマンティックな男女のラブストーリーはないけど、
友だち、仕事仲間、親子間での様々な愛を感じられると思いますし、
ラストで流れるこの映画の主題歌 持田香織と原田郁子とおおはた雄一の
「タオ」の優しい音楽が大切な人と過ごした時間を
ゆっく~りとフラッシュバックさせてくれます。


思い出した大事な時間がきっとこれからの強い味方、
生きていく力となるはずです!