もうすぐ2月ですね・・・
かなり遅くなっちゃいましたけど、
昨年末から公開がはじまり、今も話題になっている「ハンガーゲーム2」について書きたいと思います。
「ハンガーゲーム2」は、
全世界で7000万部以上の売り上げを記録したスーザン・コリンズの小説が原作で、日本では、昨年の秋に公開されて、今年の秋には、DVDも発売されました。
アメリカでの興行収入は、ヒロイン・アクション映画の歴代№1ヒットを記録し、
全米では、社会現象になるほど、熱狂的な人気ぶりです。
作品の内容は、富裕層が支配する独裁国家の下、各地区から選ばれた24人の少年少女達が、1人になるまで殺し合うハンガーゲームというゲームをさせられるというストーリーです。
1作目では、ハンガーゲームの出場者を決める抽選会で、幼い妹がプレイヤーに選ばれてしまった主人公の少女 カットニスが妹の代わりにゲームに出場して、奇跡的に優勝するまでが描かれていました。
2作目では、ハンガーゲームの25年に一度の記念大会で、
歴代優勝者の強者24人を戦わせるという史上初のグランドチャンピオン大会が行われる事になり、強制的に再び参加させられるところから物語が始まっていきます。
ゲームの主催側にゲームそのものがコントロールされていて、 主催側が、出場者の行動を常に監視しながら、ゲームメーカーと共に最先端の技術を使って、プレイヤーに災難をあたえて負傷させたり、精神的に混乱させたり、追い詰めたりして苦しめていくんです。
そんな中、プレイヤー達は、たった1人生き残る為に他のプレイヤーと戦わなければいけないんです。
主催側がゲームに投入する技術が1作目よりかなり進化し、パワーアップされて、とても迫力があって、内容としては面白いものになっているんだけど、
人を殺し合うゲームに挑んでいるカットニスを始め、プレイヤー達の感情は、ゲームを重ねるごとにどんどん、繊細になっていって、仲間意識や情も芽生えてくるんですね。
人の気持ちや心は、最先端の技術や機械も何ともする事ができないんだ・・と、ホッとしました。
世の中、どんどん技術が発達して、いろんな事が進化していくけれど、
そんな中、人が人を思う心や大切な仲間を助けたい、守りたいという気持ちなど、
人の心や思いは、どんなに世の中が進化しても変えられないと思うし、絶対に変えたくない。
人が人に対して大切な事を伝えたい時には、まず、伝えたい・・・と思う心が必要で、
いくら最先端の技術や機械があろうが心がなければ人間関係なんて成立しませんもん。
人間関係ってどんなゲームよりも難しく、繊細で複雑だから
人と人は心で繋がり、心から向き合うべきであるという事を
この映画から、特にゲーム好きな子どもだちに理解してもらえたらな。
話しは変わって、作品のエンディング、かなり気になる終わり方でせっしょうすぎる^_^;
観終わってから数日、気になって仕方がなかった。
次回作に思いっきり期待しちゃっています。
少年少女が殺し合いをするゲームに挑むという残酷な内容にも関わらず、
世界中に愛されている理由が、作品を観たらわかって頂けると思います。