先日、嵐の松潤と上野樹里が「とんねるずのみなさんのおかげでした」の食わず嫌いのコーナーで対戦していました。
上野樹里ちゃんのほんわか~としたキャラクターが最終的に印象的に残ったのですが、
彼女の、あのゆる~い感じは、周りの空気や雰囲気を変えてしまうほど
なんとも言えない不思議な力があるのだと思いました。
そんな彼女が天真爛漫な女子 真緒を演じている「陽だまりの彼女」は、
松潤演じる恋愛に不器用で、ちょっといけてない浩介とのラブストーリーです。
2人は中学時代に出会ってお互いを好きになるものの、
離ればなれになってしまい、10年ぶりに仕事場で再会してつきあう事に。
幸せな日々を送っていた2人だったんですが、実は、真緒は、誰にも知られてはいけないある秘密をかかえていた・・・というストーリーです。
そのある秘密とは、現実にはありえないことなんですが、
作品を観終わった後、そのありえない秘密にかかわるものをみたりする度に
映画の事を思い出して、もしかしてこれもそうなんだろうかとか思ったり、
でも、いやいや~ありえないし、でも・・・。
ってな感じで、とても不思議な感覚になりました。
なぜ、そういう感覚になったのか、それは、上野樹里ちゃんがいつものほわ~んとしたゆるいキャラのままだったんで、
映画の中だけの事って思えなかったのか、
彼女演じる真緒の秘密にかかわる謎の老女の役の夏木マリさんの存在感と説得力ある演技によるものなのかわからないんだけど。
超現実的な私は、リアルとかけ離れた世界の事を描かれた作品に対しては、
いつもパシっと映画の中の世界と割り切っていたんですが、
この映画は違ったんですよね。
みんなはどう感じるんだろう?
現在公開中です。
朝ドラ「あまちゃん」では、かなりおちゃめでユニークだったべんさん(塩見三省)が
真緒のお父さん役で出ていて、彼が登場した時、思わず「ベンさんだ~」と心の中で叫んでました。ベンさん、べんさんとみんなに親しまれ、
そこにいるだけで、まわりをほっこり気分にさせてたべんさん役とは全然違って、
存在が周りに緊張感を与えるぐらい、娘を思うあまりにかなり厳しいお父さんの役どころにも注目~!!