2012年8月31日金曜日

『エネルギーチャージ!』


先日、Radio-i時代からの友達、現代美術アーティストの清水陽子さんと
「尼ケ坂サロン」という素敵なお店で、食事やお茶をしながら
いっぱいしゃべって笑って、エネルギーチャージ!!





 
 
私が手に持っているのは、キウイのアイスティー
フルーティーで、香りもよくて、とっても爽やかなお味でした♫




        オーナーさんが飛騨の農場から取り寄せたトマトを
       沢山使った冷製パスタを頂きました!
 


 
 
このトマト、フルーツみたいにめちゃくちゃ甘くて美味しい!!
そしてスープと麺、トマトの風味が合わさったバランスが最高!美味〜〜〜♪

 
 
 
このお店「尼ケ坂サロン」は、


陽子さんがRadio-iの番組で取材をして以来、オーナーの方と親交があって、
たまに足を運んでは、まったりな時間を過ごしているお気に入りの場所。
天井が高く、奥行きもある広~い店内に、
本やかわいい雑貨がいっぱい置いてあるんです。
雑貨は、メッセージカードやスタンプなどのステーショナリーから、
アクセサリーや家具まで種類も豊富で、店内のインテリアも素敵!
 
陽子さんは、お気に入りのソファーに座って本を読んだりするのが好きなんだって。
一番上の写真で私達が座っているのがそのソファー)
彼女のお気に入りのソファーは、お店の中の雑貨やインテリアが満遍なく見渡せて、
すぐそばに本棚があって、店内のほぼ真ん中に位置しています。
私的には、お店の真ん中って落ち着かないイメージがあったけど、
実際にそのソファーに座ったら、すっごく落ち着いたんです。
今度は私も一人で、そのソファーに座って、
ゆったりとした時間を過ごしたいと思います。

そして、美味しい食事を頂いた後は、
陽子さんと店内のいろんな所で写真を撮り合いました☆☆
 
 
 
 
この時、お客は、私たちだけだったので、
店内をあちこち移動して、いっぱい撮っちゃいました。
結構、素敵に撮れたので(自画自賛)
何かの時に使えるかな~
お見合い写真とか(笑)・・・(*^_^*
 
私達があーだこーだ言いながら、
写真を撮っている間、オーナーさんは、微笑みながら、暖かく見守ってくれてました。
騒がせしましたが、ホントに有難うございました♪
 
そして陽子さん、素敵なお店を紹介してくれてありがとう!
 
私のまわりにいる仲間達は、いつも楽しみながら頑張っている人が多いんですが、
陽子さんもその一人。
半年の韓国滞在から帰国した早々、個展やアートフェアがあって大忙し。
でも、一度も疲れた顔は見たことがないし、いつもキラキラしてるし、
一緒にいてとても楽しい!
そんな仲間たちと過ごす時間が私の元気の源です。
 
今、なんだかんだでいろいろ忙しいけど、
しっかりエネルギーチャージできたので、楽しく頑張ろっと。
   
 
 
          
           
 


2012年8月19日日曜日

Cinema『トガニ 幼き瞳の告発』

名古屋センチュリーシネマで公開中の「トガニ 幼き瞳の告発」は、
昨年から事務所の後輩がずっと、みたいと言っていた作品です。
彼女が好きなコン・ユが主演で、
彼が、韓国の聴覚障害者の学校で実際に起った事件を元に書かれた原作本を読んで、映画化を熱望して、実際に作品になったという事を彼女から聞いていました。


実際に観てみて、はぁ・・・・・。はぁ(*`へ´*)
残虐な事件に、ためいきとぶつけどころのない怒りでいっぱいになりました。
 
コン・ユ演じる 美術教師のイノは、
恩師の紹介で、聴覚障害の児童が通う学校に赴任しますが、
ある日、寮の女性指導員が女子生徒の頭を洗濯機の中に押し付けている所を
目撃します。
そして、その女子生徒から、他の生徒もこの学校の校長や教師から
性的虐待を受けていることを告白されたイノは、ものすごい衝撃と怒りでいっぱいになり、この真実を告発することを決意します。彼には同じような年頃の子供がいることもあって子供達を守ろうと懸命になります。
でも警察は、地元の名士である校長にお金で操られ、子供たちの悲痛な叫びを無視します。
それでもイノは、何としてでも子供たちを救いたいという思いから、
間違っている事を間違っていると世の中に訴える為、
学校や警察、役人達を敵に回して、闘っていきます。
最初はイノにも心を閉ざしていた子供たちも、
イノはこの学校にいる大人とは違って自分たちを守ってくれる、助けてくれる、と知った時、心を開き、思い出したくもない残酷な虐待について勇気を振り絞って裁判で語ることを決意します。
裁判の為に一生懸命自分の意見をまとめたりしている彼らの姿や信頼できる大人たちにみせた時の笑顔と、勇気をもって歩み出す一歩に
たまらなく胸をうたれました。
でも・・・またそこで、ありえないほど腹だたしい事が起って、
弱いものをとことんいじめる校長など権力のある人達に対して
腹が立って、腹が立って仕方がありませんでした。
どんな状況に追い込まれても
諦めないイノの姿、そんな彼を信じてついていった子供たちの
笑顔に救われました。
そんな彼らの姿を観て、私は、
腹を立てたり、怒ったりしているだけでは、
何も変わらない、立ちあがらないといけない!!!と気付きました。
 
たった一人が立ちあがったところから、全ては始まるという事を
この作品は教えてくれてます。

事件を元に書かれた原作があり、それを読んだ俳優が映画化を熱望し、そして、映画をみた人達の怒りが多くの場所に届き、
ついに政府を動かし、「トガニ法」という子どもの性暴力犯罪の処罰に関する法律ができました。
痛めつけられた子供たちの傷は消えないと思うけど、
間違ったことに声をあげ、立ちあがる事がどんな世界でも必要だと強く強く思いました。
一人でも多くの人に観てもらいたい作品です。

2012年8月16日木曜日

Cinema『グスコーブドリの伝記』


今、学生達は夏休みですね~。
みんな、夏休みを楽しんでいるかな?宿題は頑張ってるかな?
私は、夏休みの宿題は苦手だったけど、読書感想文だけは、好きでした。
自由に選んでいい本選びは芸能人の暴露本で(苦笑)


夏休みの宿題で暗記している子もいるかもね、
雨ニモマケズ風ニモマケズ、、
そう、宮沢賢治。。数々の名作がありますが

この夏、「グスコーブドリの伝記」が
原作の発表から80年経ち、
アニメーション映画になりました。
              


タイトルの「グスコーブドリ・・・」と聞いてトリの物語かな?って
思った私は、本当に無知でございます。
グスコーブドリは、主人公の名前で、グスコーが名字でブドリが名前。
登場人物はトリではなくネコでした(笑)
とはいえ、擬人化したネコをキャラクター化しています。
ストーリーをちょっと紹介すると、
主人公のブドリ達が住む森を冷害が襲い、
食べる物もなくなって、ブドリの両親は家を出て行ってしまい、
ブドリの妹が謎の男にさらわれて、ブドリは一人ぼっちになってしまいます。
でもブドリは、生きることを諦めず、前に進みます。
とても苦しみながらも力をふりしぼり、何とか生きていく中で、
さまざまな出会いやサポートがあり、
ブドリは、火山局で務める事になります。
そして、最後に、再び冷害に襲われた故郷と大切な人達を救う為に
ある決心をします。そして、その思いが行動にうつされます。
と、こんなストーリーです。

危機に直面してどうにもならない状況でもあきらめなかったブドリが
大勢の人に支えてもらい、大きく成長し、そして最後にしたこととは?
ラストシーンは、ブドリの勇気ある決断がもたらした結果ですが、
そのシーンからエンドロールで流れる
小田和正さんの「生まれ来る子供たちのために」は、
ブドリの愛する故郷や未来の子供たちを守りたいという思いが
とても強く伝わってきて、もうただ感動でした。

 私は、大切な誰かを守れているのかな?
いや~今は、自分のことだけでせいいっぱいだろう。
そんな自分が恥ずかしい。

芸能人の暴露本を読んで読書感想文を書いていた学生時代の私が
この作品を観ていたら、人としてもっともっと成長していたかも(苦笑)、
と思う、人として大切な事をたくさん教えてくれる作品です。