2011年9月17日土曜日

映画 『スパイキッズ 4D ワ-ルドタイムミッション』



9月17日から公開になる
『スパイキッズ 4Dワールドタイムミッション』の
タイトルの中の「4D」というのが気になった方も
いらっしゃるかもしれませんが、
4Dというのは、3D映像に匂いも加わったものです。




劇場でスクリーンの映像を観ながらにおい?って、
最初、ピーンとこなくて、劇場のどこかからドライアイスのように
においが出てくるのか?とかいろいろ考えちゃいました。

実際は、劇場に入る時に配られるスクラッチカードに
削る順番に1~8迄 番号がついているので、
スクリーン上に番号が出た時に、
スクラッチカードの同じ番号を削って匂いを嗅ぐと
スクリーンの映像と一緒に匂いも楽しめるようになってます。

その匂いとは、
例えば、スパイ一家の朝食のシーンで、
彼らの朝食メニューの中のある匂いが楽しめるんです。

・・・といっても私が試写会でみたのは通常バージョンだったので、
匂いは未体験なんですが、通常版でも十分おもしろかったのに、
それに立体映像と匂いが加わったらと、
想像するだけで楽しくなっちゃう。

あらゆる場面でスクリーンの中の登場人物と一緒に
匂いまで楽しめて臨場感もたっぷり、
映像の内容がよりリアルに伝わってくるんじゃないかな?

さぁ4Dの説明はこれぐらいにして、中身についてお話すると、
もともと「スパイキッズ」という映画は、2001年に公開され、
その後、2002年、2003年に続編が公開されていました。

それから数年経って出演者も一新、
そして4Dとして生まれ変わったのです。

でも今回の作品に当時のスパイキッズ達が絡んでいる所も
見どころの一つです。

父親の再婚相手の義母が元スパイと知った
双子の姉レベッカと弟セシルが
義母が追っていたある事件に
勝手に首をつっこんできたことから
話はややこしくなっていくんです。
それがおもしろいんですけどね(笑)

世界征服をたくらむ最強の悪党を阻止するため、
双子姉弟がスパイキッズとして立ち上がり、
世界の時間を止めて過去にさかのぼる事になるんです。

スパイキッズ達を何としてでも守ろうとする
義母の愛情にもホロリとくるし、
単なるアクションシーンだけでなく、
この映画から伝えられる人としてあるべきメッセージも
見どころの一つです。

二人の義母役をセクシーなジェシカ・アルバが演じていて、
彼女のかっこいいスパイぶりも必見ですし、
彼女の夫、つまりキッズ達の父親は妻がスパイだという事も、
子どもたちがスパイキッズとして闘っていることも露知らず、
「スパイハンター」という番組にホスト(進行役)として
出演しちゃっているんです。

そんな彼ののんきな様子も笑えます。


この映画は、目、耳、鼻、手を使って楽しむ体験型ムービーです!!

スピーディーであっという間の1時間30分
テーマパークのアトラクション的な要素も含まれた新感覚な作品です。

史上初の4D、気になった方は、劇場で!