2011年3月1日火曜日

映画 『バーレスク』


先月まで公開されていたこの映画は昨年末に公開され、
私の中で2010年のベスト3に入る作品です。

世界的に人気のある実力派歌姫
クリスティーナ・アギレラが初めて映画に出演、
しかも主演という事でもとっても話題になり
そして、歌手として女優として40年以上のキャリアがある
シェールが出ていることにも注目が集まっていました。


私の友達の中には、公開中に4回も観に行った子もいるほど魅力的な映画です。

クリスティーナ演じるアリが歌って踊れるスターを目指して、
わずかなお金をもって田舎からロサンゼルスにやってくるところから
物語はスタートします。

ダンスと歌に自信があった彼女は、
LAでバックコーラスやダンサーの仕事を探すのですが、中々上手くいかない。
そんなある日、エンターテイメントのショーを行っている
「バーレスク」という名前のバーで、あるショーをみるんです。

女性ダンサー達が官能的にゴージャスに繰り広げるステージに魅了された彼女は、
自分もあの華やかな舞台に立つ事を目標に動き始めます。

「バーレスク」のオーナーでもあり、伝説の歌姫のテス(シェール)に、
ステージに出してくれと直談判するもあっさり断られた為、
まずは、ウエイトレスとして「バーレスク」で働きはじめ、チャンスを狙います。

やっとの事で何とかステージに立てる事になったアリに、
ある女性の悪だくみによるピンチが訪れますが、
アリは、そのピンチを最大のチャンスに変えていきます!

そのシーンは、すごく気持ちよく、観ていてスカッ~~~としました。

それにしてもどこにでもいるよね~。
誰かの成功を邪魔するやつって。


どの世界でも嫉妬はあると思うけど、どんな時にでも自分の実力が武器になる。
だから、人を妬んだり、羨ましく思う暇があったら
ひたすら自分を磨くしかないわね~~って私的に思ったのです。

頑張るぞ~~。

話は変わって
この映画の中でクリスティーナ・アギレラとシェールが魅せるステージは、圧巻!!
二人ともすばらしい歌声です。

中でも、ものすごい迫力に魅了されたのは、
お客さんも演者も誰もいないステージで、シェールが歌うシーン。

とある特別な日のリハーサルの為に歌うのですが、
深~い感情がこめられていたその歌声は、聴いていて体中がしびれました。


ぜひともあの歌声を聴いてほしい!!


ブロードウェイミュージカルとラスベガスの華やかなショーと
世界で活躍する歌姫のショーが一緒に観られるゴージャスな作品。

DVDは4月末にリリース予定なので、桜の時期が終わった頃かな。
桜が散ってしまった後も心にぱ~~っと花を咲かせてくれそうな華やかな映画です。