2010年12月25日土曜日

映画 『フラッシュダンス』

先日、事務所で80年代のコンピCDがかかっていて
なつかしいあの時代にタイムスリップ!

特に、アイリーン・キャラの「Flash Dance What’s a Feeling」を聴いて
この曲が主題歌だった映画「Flash Dance」を思い出しました。
中学生になった秋に母と一緒に観に行ったなぁ。
この作品は主題歌も大ヒットした80年代の名作ですので、
ご存じの方も多いと思います。



改めてこの映画のストーリーをご紹介すると・・

ダンサーになる夢を持っているアレックスという女性が主人公。
彼女は、昼間は溶接工として働いて、夜はバーで踊って、そして帰宅後に
長時間ダンスのレッスンをするという日々を送っていたんです。
夢を叶える為に努力を繰り返していくのですが、
ちょっと夢に近付けたかと思ったら、それは恋人の力によるもので、
自分の実力が認められたわけではなかった事がわかり、
自分の手で夢を掴みたい彼女は落胆します。

それに、独学でダンスを勉強してきた自分と
幼い頃からダンスの基礎をしっかり学んできた人達との力の差に愕然としたりと、
中々上手くいかない。

挫折を繰り返しながら夢を諦めずに毎日努力を繰り返し、
前進していくアレックスの姿を見た当時中学生だった私は、
彼女に比べて、とんでもなく甘いなぁと思ったんです。

実は、私、中学校に入学したと同時に体操部に入部し、
毎日、練習に励んでいました。
小学校時代から憧れだった体操部に入ったものの、
半年たった時点で全く上達せず悩んでいたんです。
同じ時期に入った同級生は、どんどん上手くなっていくのに、
私だけ上手くなれないという焦りもあって、体操部を辞めようかな?と
思っていた所でした。

でも、主人公のアレックスが壁にぶつかる度に自力で乗り越え、
成長していく姿を観て、私はできない、人より上手くなれないと悩むばかりで
何一つ努力をしていない事に気づいたんです。
その日から、できる事ややるべき事は何かと自分なりに考えて練習を重ねた結果、
試合に出ることができました。

体操部での3年間の中で、ケガをしたりいろいろとあったけど、
最後まであきらめずに乗り越えることができたのは
アレックスの姿を観ていたからかな。
大人になってから、DJになる為に、何度もコンテストに応募し続けたのも
今思えば、あの映画がきっかけだったような気がします。


久しぶりに思い出した中学生時代のあの時の気持ち。
大切にしなくては☆☆