2010年9月13日月曜日

映画『ベストキッド』

数ヶ月前に予告篇を観て、ずっと観たいと思っていた映画『ベストキッド』を観てきました。

1984年に公開された『ベストキッド』のリメイク版で、今回の作品で主役を演じたのは、ジェイデン・スミス、ウィル・スミスの息子さんです。
2006年に「幸せのちから」で親子共演したのが、彼にとってのスクリーンデビューでした。
あの頃は、まだこどもこどもしていて、かわいいイメージでしたが、あれから4年経って、ジェイデンはこの映画『ベストキッド』の主人公と同じようにたくましくなってスクリーンに帰ってきました。

この作品は、父親を亡くし、母親と2人で北京に引っ越してきた主人公の少年が言葉も文化も違う土地になじめず、おまけにいじめっこ集団に目をつけられていじめにあうのです。
最初、彼はいじめっこ達に向かっていくのですが、相手はカンフーを習っているので、やたら強いし、それに集団対1人じゃ勝ち目なしで、少年は、いじめっこ達を避けて生活をしていました。


そんなある日、ある事がきっかけで、ジャッキー・チェーン演じるカンフーの達人からカンフーを教わる事になるのですが、その達人は、まず少年に来る日も来る日もハンガーに服をかける事をひたすらやらせるのです。
なんでそんな事をやらされるのかわからないまま、嫌々ながらも少年は、達人の指示に従っていき、カンフーを通じて心身ともに強くなっていくのです。

そんな少年の姿から厳しい状況に立たされた時、困難にどのように立ち向かっていけばいいのかや納得いかない状況から抜け出して、次のレベルに行きたい時、3段とびくらいしていけないか・・と、楽をすることを考えていた私は、何事も一つずつコツコツと頑張ることが一番の近道だという事を教えられました。


ストーリーが展開されていくとともに、体つきや筋肉のつき方もかわっていくジェイデンの様子からも彼もこの作品に出会い、コツコツと頑張ったんだという事がわかります。

頑張っているつもりだけど、中々うまくいかなくて空回り・・という時、もしかしたら頑張り方が違っていたのかな?という事にも気が付ける作品だと思います。

私、以前よく言ってました。
「私はこれだけ頑張っているんです!わかってください!!」って。
でも、そんな事口で言っても結果をみせなければね~~~。

12歳の少年から「学ぶ事多し」ですよ!

ジェイデンの茶目っけたっぷりな表情やカンフーの技に加えて、ダンスにも魅せられたし、彼が初恋を体験するシーンでは、彼の純粋無垢な表情に思わず胸がキューンとしちゃったり、ジェイデンのタレント性にすっかりはまった私でした。

彼の次回作が楽しみ~~~!