現在公開中の「フューリー」を観ました。
戦車 フューリーに乗っている5人の1人1人が抱えているものや
彼らにとって戦争がどれほどの辛い状況だったかという事が、
心からの叫びと、何度も流した涙から深く伝わってきました。
いつ殺されるかわからない状況で、国の為に戦いながら、部下をどんなふうに守れるのかという心情とか、戦う事を躊躇したら、こっぴどく怒られる様子といった上司と部下や仲間との絆や愛について、細かく描かれているんですが、その様子は、
今、私が生きている現実の世界でも通じるところがあると思います。
私の場合、上司にすごく怒られた時は、自分の為に怒ってくれているって気づくのに時間がかかります(苦笑)
昔は、いじめられているとさえ思った事があります^_^;
自分は○○なのに、、、とか、自分の主張でいっぱいいっぱいで、全く聞く耳をもたないから、こんなにやっているのになんで?という反発心だけいっちょまえ!!
でも自分が成長すると、確実に上司がかけてくれる言葉も変わるんですよね。
まぁでも、お前、変わったな~頑張ったな・・・と言ってくれる上司ばかりじゃなくて、
むしろ、言わない人のほうが多いかもしれないぐらいだから、
人の気持ちをちゃんと理解する事が得意じゃない私にとっては、すごく難しい~。
でも、自分が変われば明らかに自分に任せられる仕事も変わってくるし、仲間の自分に対する見方も違ってきますもんね。
それに、仕事の世界ではコミュニケーションをどれだけ上手くとっていたとしても
自分の仕事ができなければ仲間として認められない!!
仕事がちゃんとできた上で信頼関係が生まれるのに、
ろくに努力もせず、フレンドリーさだけで乗り切ろうとしていた昔の甘い自分を思い出しました。
あの時は、やたらヘラヘラしてました。
ま、今でもかなりヘラヘラしていますが、昔のそれとは違うと、自分では思ってます^_^;
ブラピ演じる男性は、本当に部下想いなんですが、周りにはそうは見えないんです。
客観的にみるとそこがかっこいいですけど、
私が彼の部下だったら、態度に出してくれないから間違いなく彼の本当の気持ちはわからないなぁ。
この映画は、たった5人で300人のドイツ軍に闘ったというストーリーであることが注目されていますが、私は、それも含めて戦地での男達の絆や彼らの心情というのがすごく心に残りました。
とにかく、私がみたブラピ作品の中で一番かっこよかったです!!