2013年10月8日火曜日

CINEMA『ザ・タワー』

今年もあと、3ヵ月をきりました。
来年の手帳選びを始めたところですが、中々コレ!ってときめく手帳にまだ出会えていません。
クリスマスを一緒に過ごせる異性にも(笑)
今年もクリスマスは、またロマンティックなものには、なりそうにないです。
あと、3ヵ月弱あるから何が起こるかわかんない・・と友達は励ましてくれますが、
本人が一番わかってる(笑)
クリスマスは、パーティー好きな事務所仲間とワイワイと過ごそ~。
(事務所仲間もスケジュール空いてるって勝手に決めつけている私・・・。)

クリスマスといえば、そろそろクリスマスを舞台にした映画が多く公開される時期ですが、先日、クリスマスイブに108階建ての超高層ビルで大火災事故が発生し、
大惨事の中でおこった人間模様を描いた韓国映画「ザ・タワー」を観ました。

この作品の舞台は、展望レストランなどの商業施設と富裕層の居住スペースがある、108階建ての超高層ビル「タワースカイ」。
その商業施設内は、 クリスマスイブを大切な人と過ごそうと、沢山の人で賑わっていました。シングルファザーで、この施設の管理チーフであるデホも、最愛の娘ととっておきのイブを過ごそうとしていましたが、そのタワースカイで火災が発生してしまいます。
そして、イブが沢山のお客様にとって楽しく思い出深いものになるようにとの、
デホを含む多くのスタッフの願いをぶち壊すかのように、火は、ビル全体を飲み込んでしまうかのような勢いで燃えていくんです。
実は、この火災が発生する前に、デホが換気設備の不十分さを問題視し、
上層部に訴えたのですが、彼らは、この日の夜に行われるパーティーを成功させることに必死で、デホの訴えに全く耳をかさなかったんです。
その為、火災が発生した時には、高層階のスプリンクラーも正常に作動せずに大変な被害を巻き起こす事に。
それに、そもそも火災が発生した原因は、金と欲に目がくらみ、とにかく世間からすごい人と思われたい、注目されたいある男の決断だったのです。
彼が派手な演出で世間の注目を集めようとしなければ、彼がデホの訴えに耳をかしていれば、こんな大惨事が起こる事なんてなかったのに。
この作品の中には、・・・していれば、・・・しなければ、・・・がいっぱい!
それは、ある男も含め、結局自分のことしか考えてないヤツら達の。
想定外の大惨事が起こった時に、人の本心がみえますね。
いつも超いい人ぶってた人が、火の海を前に、人をタテにして自分だけが助かる道を何もためらいもなく選ぶとか・・・。
でもそういう自分本位の人にはバチがあたって、それなりの結末を迎えるって事もわかりました。
最初は、そんな自分のことばっか考えて行動するヤツらに超むかついてたけど、
自分の事は二の次で人を助ける事にとにかく必死の人たちや、
自分の職務を何が何でも全うしようという人達の姿を見て、
自分本位のヤツらの事なんて途中から忘れてました。
特に消防士達は、いくら職務といえども、自分の事をいっさい考えず、
人を救う事に出せる力を全部出しつくし、沢山の人を救った。
彼らは本当にすごいよ!!
そして、私は、彼らの姿を見て、いざという時に、誰かを命がけで守れるような人でありたいと強く思いました。
・・・・でも、そうでありたいという願望はあっても、
いざとなったら、私も自分のことだけを考えて行動するヤツだったりして・・・( 一一)